【バイク足つきチェック】2018年型ベスパGTS SUPER 300 見た目がオシャレな300ccスクーター、ベスパの足つきは?!

掲載日:2018年04月24日 トピックス    

取材協力/ピアッジオ グループ ジャパン  取材・写真・文/バイクブロス・マガジンズ編集部

【バイク足つきチェック】2018年型ベスパGTS SUPER 300 見た目がオシャレな300ccスクーター、ベスパの足つきは?!

シート高790mm、車両重量160kgのベスパGTS SUPER 300。1月から国内でのデリバリーが開始されたオシャレスクーターの足つきをチェック!

300ccだから? ちょっとサイズが大きい
ベスパ GTS Super 300の足つきは?

足つきチェック、今回のターゲットはレトロでオシャレな外観で人気の高いベスパのGTS SUPER 300です。2018年1月に販売開始になったGTS SUPER 300はABSやASR(トラクションコントロール)が標準装備になって安全性が大幅にアップ! そもそもGTSがベスパの最高峰モデルなので当然と言ってしまえばそれまでですが、メッキやメーターまわり、スチール製ボディに塗装まで、車両の隅々まで高級感が感じられる作りになっているのにもウットリしちゃいますね。

そんな伝統的で素敵なデザインと最新の技術が融合するGTS SUPER 300ですが、国産メーカーのスクーターと同じような気持ちで跨ると、ちょっと雰囲気が違います。そもそも300ccのスクーターがあまりないこともあって、車両重量が160kgというのはスクーターにしてはちょっと重たく感じることも……。ですが、この雰囲気でスクーターというカテゴリーのバイクがそもそも少ないことを考えると、スクーターではなく「ベスパ」として考えたほうがいいのかな? という気もします。

実際に走っていないので、乗り心地というより座り心地の印象だとシートは少し固め。シート高は790mm。排気量などで近い車両がなかったので、今回はデザインがオシャレな輸入車スクーターでシート高&車両重量の数値を比較してみましょう。

ベスパ以外は、2018年3月に行われたモーターサイクルショーで登場したばかりのモデルで、データのない部分もありますが、比較するとなるとこういったラインナップになるのではないでしょうか?

今回は160cm、175cm、180cm、3名のテスターが実際に跨って足つきチェックしてみましたので、身長別の比較写真や自分の身長と比べて参考にしてみてください!

身長160cm、175cm、180cm のテスターが足つきチェック! シート高がスクーターにしては高めのGTS Super 300ですが、足つきはいかに?

まは160cmのテスターから。足は1/4くらいしかつかない状況。自力で車体を起こすことはできるのでバランスを取れれば安定する。

片足ならだいぶ安定して跨れる。ただテスター曰く「車体が重く感じるので、いきなりグラリと傾いたらこの足つきだと踏んばれないかも」と。

160cmのテスターを真後ろから見てみる。つま先だけの接地だがバランスはとれているよう。

片足での接地。お尻の位置はそんなにずれずにつま先が接地。車体は少し斜めになる。

175cmのテスターが跨って両足をつくと、足の裏が半分以上接地する。ただ腰かけている位置は少し前方ぎみ。

片足ならばべったりと接地。「車両の大きさを感じたけれど、排気量を考えるとこれくらいかな?」と思ったより車体が大きかったようだ。

175cmテスターの真後ろから見た様子。両足だと踵が浮いている。

片足では足の裏が全て地面につくし、車体の傾きもない。安定して乗れそうだ。

初登場! 180cmのテスター。両足の足つき時点でべったりと足がついている。「着座位置を後ろにずらすと踵が少し浮く。個人的にはこのポジションの方が好み」だそう

片足での足つきももちろん全面接地。着座位置も深く、不安定なところがない。

真後ろから見た時の両足接地時。車体に傾きもなく安定。

「サイドスタンドが出しやすく、はらいやすい」。という感想が多かった。斜め前方にパっと足を出すとスタンドがある感じだ。

メーターまわりやタンデムステップ、キャリアや足まわりなど、高級感もあってデザインにもこだわりを感じる。

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