【ヤマハ セロー250試乗記事】常用域でのスムーズさがUP! 排ガス規制対応の意外な恩恵。

掲載日:2018年09月28日 試乗インプレ・レビュー    

取材・文・写真/田宮 徹

ヤマハ セロー250 特徴

従来型をベースとしながら
エンジン性能向上&デザイン一部変更

ヤマハ セロー250の試乗インプレッション

ニューセロー250は、2017年までの従来型をベースとしながら各部に改良を加えた仕様として登場した。外観ではリアまわりに変更を受け、XT250X譲りのLEDテールランプやシャープなロングリアフェンダー、新基準適合のナンバープレートホルダーが採用された。

生産終了の要因となった環境規制に対しては、緻密な制御を実現するO2フィードバック制御のフューエルインジェクションや、ガソリンタンク内から蒸発するガソリンを低減させるキャニスターで対応。インジェクション制御が高度化されたことで、エンジンの圧縮比は9.5から9.7に高められ、これにより最高出力は従来型の18馬力から20馬力、最大トルクは同1.9kgf・mから2.1kgf・mにアップしている。

各部の仕様変更により、車両重量は従来型より3kg増の133kgとなり、燃料タンク容量は0.3L減の9.3Lとなったが、60km/h舗装平坦路燃費は40.0km/Lから48.4km/Lへと大幅に改善されている。

ヤマハ セロー250の試乗インプレッション

セロー250の試乗インプレッションは次ページにて

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