人気のヤマハTMAX III型でストリートからサーキットまで楽しむ

掲載日:2018年08月01日 プロが造るカスタム    

取材協力/クオータードラゴン
取材・写真・文/ガスグラフィックス

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ヤマハ TMAX530(クオータードラゴン)

TMAXの万能性を証明する
オールマイティーな方向性

俗にIII型(サンガタ)と言われ、型式ではSJ08Jと呼ばれるTMAXは、2008年に国内販売が開始されたモデルで、すでに10年選手となる名車である。

エンジンそのものはそれまでのモデルの熟成型だが、インジェクションのセッティングを変更したことで低中速域の加速性能が向上。また、フレームをアルミ製へと変更したことで、より剛性の高い乗り味が楽しめるモデルであった。その結果、すでに3世代も前の車両ながら、購入しやすい中古価格帯なども作用して、今でも人気の型式なのは間違いない。

人気のヤマハTMAX III型でストリートからサーキットまで楽しむのカスタム画像

東京のクオータードラゴンが製作したTMAXは、その”III型”が持つベースポテンシャルの高さを、ストリートとサーキットの両方で楽しむためにセットアップしたものだ。基本的には、吸排気系、駆動系、足周りといったベーシックな部分だけを交換したのみで、サーキットを走ることを考えたらライトな仕上げとも言えるが、これでも充分に楽しめることを証明した1台である。

また、もうひとつ注目してほしいのは、高額なパーツを装着するのではなく、メーカー純正品の他車種流用といった小技を効かせて、車体をまとめていることだ。カスタムと言うと、どうしても「やりました」感を強調するために分かりやすいパーツを装着する傾向にあるが、こうした渋いセレクトが、同店のセンスとして現れているのだ。

詳細写真

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ハンドルポストとハンドルバーを変更し、ノーマルよりもスポーティーに仕上げた。ハンドルはホンダCB1300用を流用し、ブレーキ類もノーマルのままだが、マスターシリンダーを小型化し装着位置を変更するなど、さりげなくカスタムが施されているのがポイント。

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ウインカー部分は北米仕様カバーを装着。日本国内仕様では大型ウインカーが埋め込まれる部分だが、北米仕様ではカバータイプとなり別体ウインカーが装着されている。その特徴を活かして、サーキット走行時の灯火類保護などの対処方法を最小限に留めている。

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フロントローターはヤマハ純正の大径タイプを採用。メーカー流用品によるこのチューニングは、TMAXユーザーには昔から知られている密かに人気の手法である。

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リアサスは定番のアンドレアーニ・オーリンズを装着、フロントと合わせて、しなやかな乗り味を確保。また、サーキット走行のために、レギュレーションに沿ってオイル受けとなるアンダーカウルを装着済み。

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サイレンサーはイタリアの人気ブランド、ポリーニを採用。III型のリアデザインにあったショートタイプサイレンサーだ。サーキット走行時の操縦性を高めるために、バックステップも装着されている。

カスタムポイント
  • ●アンダーカウル…弥生 ●マフラー…POLINIサイレンサー ●駆動系…J-COSTA ●フロントサスペンション…Andreaniカートリッジ ●リアサスペンション…Andreani OHLINS ●ブレーキローター…YAMAHA純正流用大径ローター ●ハンドル…HONDA CB1300用、ポスト変更 ●グリップ…DOMINO ●フロントウインカー…YAMAHA 北米カウル埋め込みタイプ ●テールランプ…MACMRD

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