バイクブロス編集部員の徒然なるひとり言
更新日: 2017年8月25日 20:11:58 カテゴリー:

ラピュタの道はいま……

by: tsuchiyama (投稿数: 39)

20170826_RYT_0001○行ったことがある人には分かるこの落書き。いまもあるのかな?

2011年、8月19日。僕は熊本・阿蘇にある「ラピュタの道」にいました。
BMW BIKES 56号・ツーリングページの取材で、当時発売されたばかりのK1600GTLを走らせて阿蘇まで行ったんですね。
正確に言うと地元が福岡県なので一旦実家まで行き、実家をベースにして取材に出かけたのですが。東京→福岡は高速使って大体1200km前後。阿蘇はそこからさらに200km弱の距離です。

20170826_RYT_0002○ラピュタの道を少し下った場所での1枚。ものすごい濃霧でした……(笑)。

この時は福岡在住の竹内カメラマンと、福岡からタンデムで阿蘇へ向かいました。日の出狙いだったので、たしか深夜2時には福岡市内を出発、九州道をかっ飛ばして、朝5時前にはR57「道の駅大津」手前のマックで朝食を食べた記憶があります。

学生の頃は九州にいたので、阿蘇は少なくとも年に2回は走りに行っていましたが、90年代後半当時、「ラピュタの道」なんて場所は一度も聞いたこともありませんでした。(多分そう呼ばれ始めたのは00年代に入ってからでは??)

 

20170826_RYT_0003○ラピュタの道周辺はこんな感じで不思議な形に隆起した地形が見れました。

阿蘇を訪れる時に毎回走っていた『ミルクロード』のすぐ脇にこういう景色があるとは、この時までまったく知らず。当時は結構ビックリしましたね。で、肝心のラピュタの道へ。

 

20170826_RYT_0005○この時はすごく天気が悪く、この直後濃霧に包まれて辺り一面真っ白に。

当時のスマホ写真なんでショボいですが。これがいわゆるラピュタの道。残念ながら2016年4月に発生した地震で、道の路肩が崩れてしまい、この道はもちろん、この写真を撮った場所もいまは通行止めとなっているようです。
元々生活道路としても使われている痕跡はそんなになく、舗装もかなり荒れていましたからおそらく復旧は後回しでしょうね。大切な生活道路が寸断されている場所もまだあるくらいですから。でも、いつかまたこの場所に立てるといいなと……。

自分はもう2年ちかく阿蘇には行ってないんですが、復興を応援するという意味でも近々訪れてみようと思っています。夏のツーリングをまだ済ませていない方も、候補地として阿蘇を選んでみてはいかがでしょうか。夏の阿蘇は本当に素晴らしいですよ! ただ、夕方近くなるとそれなりに寒くなるので気を付けてくださいね。

ではまた。