バイクブロス編集部員の徒然なるひとり言
更新日: 2018年2月9日 19:54:43 カテゴリー:

カワサキ・Z-LTDラブ!

by: tsuchiyama (投稿数: 39)

どもども、じつはカワサキ大好きRyoTです。

兵庫県神戸市の「カワサキワールド」でZ1からZ900RSの系譜を展示する企画展「カワサキ モーターサイクルZフェア 伝説の鼓動よ、再び。」が始まりましたね。
ここ数日、記事製作担当として現場に飛んでくれたライターさんからの写真を何十枚も見てたんですが、あらためてカワサキZイイナー! 特にLTDイイナー!と胸を熱くする毎日です。

僕は中学生のころからカワサキZに惹かれてるんですが、僕が好きなZはZ650。いわゆるザッパーです。そしてさらに細かく言うと、ザッパーのLTD、つまりZ650LTDが大好物なのです。

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Z650LTDのカタログです(私物)。ここは火星でしょうか? それともアリゾナ? 背景とバイクのスケールもだいぶおかしい……。

いかにも、な合成感にあふれるカタログですが、70年代中盤から後半にかけてのカワサキカタログを収集されている方にはお馴染みの雰囲気かと。Zやマッハ、ほかにF系(TRシリーズ)など70年代中盤のカワサキは、海外向けカタログを含めて「謎の宇宙イメージ」をアートワークとして盛り込んでいることがとても多いんです。

 

話が逸れましたね。

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これが大好きなZ650LTD。いやーカッコイイ! 最高でしょこれ。
外装に入るピンストライプとか分厚い段付きシートがまさにアメリカ~ンな雰囲気。ハンドルにぶら下がったダサめのウインカーも70年代のハーレーっぽくて好きです。クロスしたエキパイも最高。CBX400Fよりもだいぶ前に「純正クロス」ですよ、みなさん。

このZ650LTDは1979年デビューの初期型。そして僕はこの初期型しか愛せない。

それはなぜか。というのもZ650LTDはこの初期型だけリアホイールが18インチなんですよ! 残念ながらこの後のZ650SRはリア16インチになっちゃう……。

「16インチの方がケツ下がりでアメリカンとしては本格的だろうが! この素人が!」と憤慨される方もいらっしゃるでしょうが、リア18インチのまんまっていうこの絶妙に中途半端な感じがたまんないんですよ。そう、つまりユルいアメリカン。

650に限らずカワサキZ-LTDシリーズって、このユルくて野暮な感じが魅力だと思ってます。いま狙っても絶対出せないこのユルさ。きっとLTDラブ! な方は同意してくれるはず。

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カタログの中身。背景は地球ではないどこかの惑星です。やはりここでも「謎の宇宙イメージ」推しです。そして「キラリ・フライトメカ SPACE FLIGHT」の文字。えー、なんのことかよく分かりませんが(笑)、「陸・海・空 世界に伸びる」を標ぼうする(※カワサキの古い純正部品の段ボールには必ず書いてある)のが川重ですから、そういう意味ではそういうコトなのかもしれません。

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こっちは外装がワインレッドのZ650LTD。初期型でこの色はいままで見かけたことがありません。でもアメリカンバイクとしてのポップな感じはこの色の方が強いかも。Z人気でZ1000LTDもかなり高騰したと聞く昨今。Z650LTDはどうなんでしょうね。やっぱり高いのかなぁ……。

ということで、今日はZ-LTDについて書いてみました。先ほど公開した記事では、超貴重なZ900LTD(リンカーン工場製!)の詳細写真も掲載しています。これがまたむちゃくちゃイイんですよ! モーリスマグにジャーデンのマフラー、マルホランドのリアサスとか必見ですから、マジで。

Z-LTD好き必見のレポはこれだ!Z400LTDもあるよー!↓

カワサキ モーターサイクルZフェア レポートVol.01

Z900LTDの詳細はコッチをチェック!↓

カワサキ モーターサイクルZフェア レポートVol.02

あ、来週から日刊バイクブロスが引っ越しするそうで。引っ越し先はコッチっす。↓

日刊BBのお引越し先はこちら

ではではー!