バイクブロス編集部員の徒然なるひとり言
更新日: 2018年2月2日 10:07:28 カテゴリー:

唐突に7年前のSBKを振り返ってみる

by: tsuchiyama (投稿数: 39)

どもどもー。SBK(世界スーパーバイク選手権)大好きRyoTです。

いや~~ついに2月23日から待ちに待ったSBK開幕ですよみなさん! 

さて、SBK開幕戦の開催地といえばオーストラリアの「フィリップ・アイランド」です。MotoGPだとアジア・オセアニア地域を回るラウンドはシーズン後半になるんですが、SBKはまったく逆でフィリップ・アイランドからシーズンがスタート、途中欧州やらアメリカを回ってカタールのロサイルでシメるというのがお約束。今回はシーズン開幕直前ということでSBK2018年シーズンの各チーム体制などを紹介しようと思ったのですが、実はまだ画像がそろっておりませーん!
ということで、体制紹介はサクッと諦めて(オイオイ)、先日HDDの奥底で見つけた2011年シーズンの画像を見ながら7年前のSBKを振り返ることにしましょう。

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Photo/SBK.com

え?なぜ7年前なのかって? いや、特に意味はありません(笑)。

ではさっそく写真を見ていきます。7年前のSBKって誰が走ってたんでしょうね? 2011年の開幕戦フィリップ・アイランドの写真を中心に紹介していきますよー。

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Photo / SBK.com

ハイ出ましたー、帝王カルロス・チェカ(Carlos Checa)! いやいやナツいっスね! ドゥカティ・ワークスとして1098R→パニガーレRで大活躍。2013年にSBKを引退しました。写真は参戦初年度のパニガーレです。

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Photo / SBK.com

帝王と言えばこの方も忘れちゃいけません! 泣く子も黙るマックス・ビアッジ(Max Biaggi)! この時はアプリリアワークスでRSV4を走らせ、チェカとともに「若手の芽を摘むベテラン」として君臨(笑)。いや、引退する寸前までマジで速かったですからね。にしてもこのアリタリアカラーは最高!

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Photo / SBK.com

おぉーヤコブ・シュムルツ(Jacob SMRZ)だ! この年はドゥカティでした。むちゃくちゃ速かったという印象はそんなにないですが、キラリと光る速さを持っていました。彼はその後BSB(ブリティッシュ・スーパーバイク)に行ったり、またSBKに来たりとまだ現役で走っています。

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Photo / SBK.com

フィリップ・アイランドの有名な「インスタ映えスポット」です(笑)。このサーキットは海をバックに走るコーナーがいくつかあって、写真見るたびにイチイチ感動しちゃいます。いつかレースを観に行けたら僕もこういう絵を撮りたい。写真の先頭はユージン・ラバティ(Eugene Laverty)で、この時はヤマハR1。彼はその後アプリリアへ移籍。2018年もアプリリアで走ります。

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Photo / SBK.com

お待たせしました! われらが芳賀紀行選手! この時はPATAレーシングのRSV4でしたね。芳賀選手がSBKにフル参戦したのは、この2011年シーズンが最後だったかと。また日本人ライダーがフル参戦しないかなぁ~。

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Photo / SBK.com

BMWのS1000RRでウイリーしてるのはトロイ・コーサ―(Troy Corser)。BMWのSBK参戦初年度の2009年から3年間エースライダーを務めました。ドイツのBMWミュージアムにも彼のマシンが展示してあります。

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Photo / SBK.com

個人的に大好きなマルコ・メランドリ(Marco Melandri)。この時はヤマハワークスでラバティとチームメイト。R1も今となっては古く見えますねぇ。メランドリはその後BMWワークスに行ったり、MotoGPでアプリリアに乗ったりしましたが、いまはSBKドゥカワークスでチャズ・デイビスとともにイイ走りを見せてくれてます。今年も頑張って!

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Photo / SBK.com

SBKの現帝王といえばこの方、ジョナサン・レイ(Johnathan Rea)。カワサキワークスに入る前はホンダでしたね。懐かしいなぁ。このSBKホンダレーシング時代は8耐も来てたり。この時から速かったですけど、今よりも安定感に欠けていたというのが僕の印象です。まさかカワサキで3年連続SBKチャンプになるなんてこの時は思ってもみませんでした。

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Photo / SBK.com

右コーナーで「おっとっと!」と膨らみかけてるのが誰だか分かりますか? これ、ジェームズ・トースランド(James Toseland)です。この時はBMWモトラッド・イタリアでS1000RRを走らせてました。彼はこの年を最後に引退し、その後プロのミュージシャンになるという華麗すぎる転身を遂げました。いまも彼のTwitterをチェックしてますが、基本的に音楽の事しかつぶやいてません(笑)。

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Photo / SBK.com

ところ変わって第2戦ドニントンパークの写真。これ、カワサキのトム・サイクス(Tom Sykes)です。当時もしっかりレースを観てたはずなんですが、ぶっちゃけ当時のサイクスのことは全然覚えていません(笑)。でもこの2年後の2013年シーズンに彼はカワサキに20年ぶりのSBKチャンピオンをもたらすのであります。あ、よく見るとカウルにダミーヘッドライトがないですね。市販車っぽい見た目にするためのダミーヘッドライト(デカール)が義務化されたのは、たしかこの翌年から。

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Photo / SBK.com

大事な人を忘れていました。「ロケット・ロン」のご子息、レオン・ハスラム(Leon Haslam)です。BMWのワークスとして、そしてS1000RRでSBK初優勝を飾ったのも彼でした。ハスラムは2016年から活躍の場をBSBに。2017年シーズンのBSBでは年間チャンピオンがかかった最終戦第2ヒートで劇的すぎる大クラッシュをカマしてしまい、惜しくもチャンピオン獲得ならず。今年こそ頑張って!(8耐も来てね!)

ということで、特に意味もなく2011年シーズンを振り返る企画は終わりです。たまにはこういうネタもありかなーと思ってますので、気が向いたらまたいつか。

ではではー。