ヤマハ トリシティ125
ヤマハ トリシティ125

ヤマハ トリシティ125 – 安定感とスポーティーな走りを両立

掲載日:2014年09月26日 試乗インプレ・レビュー    

取材・写真・文/野岸“ねぎ”泰之

安定感とスポーティーな走りを両立させた
新しい3輪シティコミューター

2014年7月に発表されて大きな話題となり、同年9月の発売開始後も大人気となっているのが、ヤマハの新しいコミューター、トリシティだ。フロント2輪、リア1輪という斬新なスタイルの125ccは、原付二種のバイクとして、あるいはシティコミューターとして、どれほどのポテンシャルを秘めているのだろうか。装備や走りなど、気になる実力をチェックしてみよう。

ヤマハ トリシティ125の特徴

ヤマハ トリシティ125の画像

独自のフロント2輪、LMW機構と
乗り降りしやすいフラットフロア

トリシティを目の前にした際、誰もが気になるのが、フロント2輪の構造だろう。ヤマハではリーニングマルチホイール(LMW)機構と呼ぶこのシステムは、カーブで車体を傾けるリンク機構と、路面の凹凸に合わせて左右それぞれ独立して伸縮し、ショックを吸収するサスペンションを組み合わせたものだ。この機構によって、安定感を保ちつつ、軽快なハンドリングを実現したという。

ヤマハ トリシティ125の画像

フロント2輪は、前から見るとさすがにボリュームがあり、125ccクラスとしては大きいサイズに思える。ところが、シートにまたがった状態で前を見ると、やや幅広な印象はあるものの、それほど大きさを感じず、200cc前後のスクーターあたりと変わらない印象だ。ただ、シート高が780mmあるため、足着き性はいいとは言えない。シート下トランクの容量確保と最低地上高の関係から仕方がないのかもしれないが、小柄な女性などにもアピールするのであれば、フロアがフラットで乗り降りがしやすいだけに、もう少しシートが低ければいいのにな、と思う。

ヤマハ トリシティ125の画像

押し歩きなどの取り回しは、一般的な125ccスクーターに比べればフロントが重い印象だが、前が2輪であることの違和感はほとんどなく、ハンドルもよく切れて小回りが利く。駐停車時には自立ロック機構がないので、サイドかセンター、どちらかのスタンドを立てないと停められないことは留意する必要がある。これには賛否両論あるようだが、個人的には機構が複雑になって重くなるぐらいなら不要だと思うし、ふだんからバイクに乗っている人にはなくても困らないだろう、と感じるので、ヤマハの割り切った思想には共感できる。ちなみに前後のバランスがよく、センタースタンドはとても軽い力でかけられる。

ヤマハ トリシティ125の画像

シート下のトランクスペースは約20L。シートの長さからするともう少し大きなものを期待してしまうが、フルフェイスのヘルメットが1個入る程度で、50ccクラスの収納力。このほかに、コンビニフックを装備している。秀逸なのはメーターで、横長の液晶パネルに大きく表示されるスピードが見やすいのはもちろん、積算距離に加えてツイントリップ、時計、燃料計、外気温、ベルト&オイルの交換時期まで表示できるという多機能なものとなっている。

ヤマハ トリシティ125の試乗インプレッションは次ページにて

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