【Page2】カワサキZ1 / Z2の充電系コンディション確認

掲載日:2009年12月14日 特集記事電気いじりはコワクナイ!    

記事提供/2009年6月1日発行 モトメンテナンス No.83

1 Chapter
カワサキZ1 / Z2の充電系コンディション確認

「現状ノーマルの「充電状況」を必ず確認しよう。驚きの〝過充電〝がバッテリーを干上がらせてしまう!!

  • 「バッテリー端子の電圧測定」という単純な点検でも充電状況を確認することができる。測定時は、エンジンをしっかり暖機した後に行うのが基本だ。始動直後の測定では、バッテリーがウォ-ミングアップできていない状況だからだ。エンジン暖機後にテスターのDCモードで測定すると端子電圧は12.39ボルト。ほぼ正常直だ。

    「バッテリー端子の電圧測定」という単純な点検でも充電状況を確認することができる。測定時は、エンジンをしっかり暖機した後に行うのが基本だ。始動直後の測定では、バッテリーがウォ-ミングアップできていない状況だからだ。エンジン暖機後にテスターのDCモードで測定すると端子電圧は12.39ボルト。ほぼ正常直だ。

  • バッテリー端子にテスター線を接触させた状態のままでエンジン回転を序々に高めていく。一人で作業する際にはワニグチクランプがあると便利だ。本誌Z2は3000rpmを越えたあたりですでに14Vを超え、その後、回転上昇によって電圧はどんどん高まり、6000rpmでは17.1ボルト!! その後さらに回転を高めたら19.3ボルトに!!

    バッテリー端子にテスター線を接触させた状態のままでエンジン回転を序々に高めていく。一人で作業する際にはワニグチクランプがあると便利だ。本誌Z2は3000rpmを越えたあたりですでに14Vを超え、その後、回転上昇によって電圧はどんどん高まり、6000rpmでは17.1ボルト!! その後さらに回転を高めたら19.3ボルトに!!

  • 永久磁石ローターを採用したオルタネータ=交流発電機から立ち上がった電気は写真上部品のレクチファイアと呼ばれる整流器で直流化され、下部品のレギュレータで電圧制御されてバッテリーに充電される。

    永久磁石ローターを採用したオルタネータ=交流発電機から立ち上がった電気は写真上部品のレクチファイアと呼ばれる整流器で直流化され、下部品のレギュレータで電圧制御されてバッテリーに充電される。

  • 右サイドカバーを取り外すとハーネス&カプラターミナルがあるが、その下側を覗き込むとバッテリーケースの下にレギュレータがレイアウトされている。このレギュレータを交換しているZは多い。

    右サイドカバーを取り外すとハーネス&カプラターミナルがあるが、その下側を覗き込むとバッテリーケースの下にレギュレータがレイアウトされている。このレギュレータを交換しているZは多い。">

 

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