Motor Girls g talk「バイク乗り女子のナイショ話」
取材協力 = ZEST CANTINA  Interviewer/Kaori ONUMA (CLUBMAN)  Photo/Takeshi YAMASHITA (CLUBMAN)   Arrangement/Zensuke TANAKA (Virgin-Bike)

【Page4】 女子ライダーのツーリング観

掲載日:2009年02月10日 特集記事バイク乗り女子のナイショ話    

このコンテンツはクラブマン286号(2009年01月24日発売)掲載の記事をもとに再編集したものです。

バイク乗り女子のナイショ話

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女子ライダーのツーリング観

小沼:ところで、みなさんはツーリングへ行かれますか?

小林:1人でフラっと。

らんらん:カッコイイ~。私、人の後ろしか走れないのでぇ~。

小沼:かわいい事いうねぇ。

らんらん:言うだけ~(笑)。

小林:でも、後ろに男の子乗せるの好きなんでしょ?

らんらん:自分の知っている道だけ。カワイイ男の子を後ろに乗せたときは無駄に楽しかったなぁ。意味なくブレーキ踏んだりして。

小沼:それって、男の人がすることじゃない?(笑)

らんらん:ところが、そのかわいい男の子を降ろしたら帰り道が分からなくなって、都内をウロウロすることに…(笑)。

サヤジ:月に1回のペースで行きますよ。多いときは毎週。

佐々木:私も毎週のように行ってました。お昼ぐらいに起きても奥多摩なら日帰りで充分楽しめるし。

吉田:夜中に原付でお台場に行ったりとか。1人では怖くて東京から出られないです。免許を取る以前に、それもお台場なんですが、彼の後ろに乗ってたらスピード違反でパトカーに捕まって(笑)。

らんらん:昔はストイックなツーリングが多かったなぁ。朝5時に出て岐阜まで行って。長野の駒ヶ根でソースカツ食べて帰ってこようって言ってたのに、天気が良かったから馬籠まで行こうということになり、そのときは台風が過ぎた後で、高速道路近くで土砂崩れがあり、それを回避して…と、結果的に家に着いたのが夜中の2時。

小沼:よく頑張ったねぇ。

小林:なかなか時間が取れないので、日帰りツーリングがメインですが、山中湖周辺や富士山周辺など。箱根は面白いですね。うまく走れた時って、自分でかっこいいなぁって思いますよね!

小沼:思います。それでよくオーバーランするんですねぇ。調子に乗りすぎたと反省します(笑)。

村上:私はSRX乗りの月1回程度のミーティングで、椿ラインを走って伊豆スカイラインに抜けるんです。あとはショップ関係のツーリングに行ったりとか。高速走行ばかりだと飽きちゃうので、通勤割引区間ぎりぎりまで走って、そこから下道に降りて、楽しく観光しながら走ります。ETCはラクでいいですよ。

りー:ETCって怖くないですか? ギリギリまで開かないじゃないですか。

村上:超減速して走るんで大丈夫ですよ。

りー:知り合いで、カードを差していたのに感知されなくて、ゲートが開かなかったのを見たもので…。結果的に料金所でお金を払っている私の方が早かったことがあったんで、どうなのかなと(笑)。なので、まだ踏み切れていないんですよ。

村上:高速に乗る前にランプついているかちゃんと確認しますよ。逆に、ETCが使えない有料道路だと焦りますね。

小沼
:ところでみなさんは、ETCは装着していますか?

サヤジ:つけてまーす!

小沼
:お、サヤジさんと村上さんだけ。普及率低いですねぇ。土日だけ1000円でどこまでも行けるようになるらしいし、そうなるとETCつけなきゃなって気になりますよね。

飯田:本当にそうなるなら付けようかなって思う。

小林:でも、お気に入りのバイクにあまりモノをつけたくないんですよ。

村上:タンクの中に埋め込んじゃったりとか、タンデムステップのところにバッグをつけてETCを入れてますけど。

飯田:私、冬は全く乗らないんですけど、シーズン中は月に2~3回ぐらいは行きます。1人で行くことはないです。最近は目的地を道の駅に決めて、そこまで1人で走って帰ってくるということをやっています。別にスタンプを集めているわけじゃないんですけど(笑)。ソフトクリーム食べたりして。

小沼:ソフトクリームは必ず! ですよね。

飯田:最近は女子ツーリングも行きますね。トイレ休憩やお茶休憩のタイミングも一緒だし。そういった意味では男の人たちと走るより身体は楽ですよね。

村上:女の子はおしゃべりに夢中になって、走ることを忘れちゃったりしますよね。距離が伸びないっていうか。

サヤジ:じゃぁ、現地集合にすればいいんじゃない(笑)。

村上:そう。なので高速道路とかはSAまで各自自由に走って、って感じ。子育てしている人たちは、旦那に協力してもらっているみたいですよ。

小沼:お子さんがいる方は、泊まりなんて無理ですよね。

飯田:小さければきついかもしれないけど、女の人って活動的だから「行こう行こう!」って泊まりのツーリングに来ちゃいますよ。

りー:昔はよく走ってましたね。出身が山口県なので秋吉台に走りに行ったり。今は月1ペースで近場へ走りに行くのと、数ヶ月に1度、まとめて休みを取って、北海道や東北へ走りにいきますね。基本的に1人です。山口にいたころはツーリングクラブに入っていて、周りが私のペースに合わせてくれたから、男の人はみんな合わせてくれるもんだと思っていました。でも東京に来てから、同年代の男の子と走ったら無計画だし、真っ暗になってきちゃって「高速まで飛ばすぞ!」とか言って置いてかれるし、ちょっと泣いちゃった。そんなことがあってから、人と走るのがちょっと嫌になって…。彼も一緒に走ることには慣れていないようだったしね。しょうがないんだけど。

小沼:気は使ってほしいけど、難しいねぇ。

りー:去年、東北まで走りに行ったんだけど、友達とは現地の健康ランドで待ち合わせして。

小沼:私も去年1人で健康ランドに泊まったよ! アレすごいね! ビジホみたいな個室もあるんだよ!

りー:お風呂もたくさんあるしね。

小沼:女子の行動力には感心します! バイクのお陰で行動範囲が広くなりますもんね。私の思い出に残るツーリングは島根県と昨年の夏に行った東北ですね。あー、またどこかへ旅したくなりました。

さて、次回は“サーキット走行”について紹介します。

ツーリング

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