Motor Girls g talk「バイク乗り女子のナイショ話」
取材協力 = ZEST CANTINA  Interviewer/Kaori ONUMA (CLUBMAN)  Photo/Takeshi YAMASHITA (CLUBMAN)   Arrangement/Zensuke TANAKA (Virgin-Bike)

【Page5】 サーキット走行

掲載日:2009年02月10日 特集記事バイク乗り女子のナイショ話    

このコンテンツはクラブマン286号(2009年01月24日発売)掲載の記事をもとに再編集したものです。

バイク乗り女子のナイショ話

記事リンク 記事リンク 記事リンク 記事リンク 記事リンク

サーキット走行

小沼:普段のバイクとの付き合い方はだいぶわかってきましたね。ここでもうひとつ、バイクといえばサーキット、というイメージもありますが、みなさんはサーキット走行って興味ありますか?

サヤジ:あるけど、まだ経験はないです。

佐々木:以前ミニバイクでレースをやっていました。最近、お世話になっているショップがミニバイクのレースをやるって言うので、今年は参加しようかと思ってます。

吉田:私は多分、失禁しますよ。

小林:私は基本走行が大好きなので、サーキットというよりは…。

小沼:白バイの方たちが行っている二輪車実技教室に行ったりとか?

小林:はい、白バイ大好きですよ。

サヤジ:白バイ…。

小沼:なにか嫌な思い出でも?

サヤジ:いっぱいありますよ。

小林:かっこいいじゃないですか、白バイ。私ピーポ君と誕生日が同じだし、歌もあるんですよ。

サヤジ:呪いの歌だな…。

一同:爆笑

小林:サーキットは楽しそうですが、レーシングスーツとか出費が嵩むでしょ?

村上:以前レーシングスーツなしでも参加できる走行会に行って、実際面白かったんですが、レーシングスーツを買ってまで走りたいかっていうと、それほどでもないですね。練習をしたいときは、二輪車実技教室に行っていますよ。100円で教えてくれるし。でも、白バイのお姉さんは容赦ないです。「何で、ニーグリップしないわけ?」とか言われて…。

一同:いやだー、怖ーい!

村上:でも、技術は上がりますよ。レーシングスーツをフルオーダーするのも高いし。旦那はサーキットに行ってますけど。レーシングスーツに掛かるお金を別なことに使いたいな、って思う。

小沼:飯田さんは、確かレーシングスーツ持ってましたよね?

飯田:レースはやりませんが、走行会は去年3回ぐらい行ったかな。近くに桶川スポーツランドがあるので、平日時間があるときは桶川に行って、走行会の話があれば走りに行って、って感じですね。レースをやろうとは思わないんですけど、サーキットで走っちゃうと、楽しいのよねぇ。障害物もないし。逆に一般道の方が怖い。サーキットは前から物が出てこないから(笑)。今年は去年以上に行こうと思ってます!

りー:やっぱりレーシングスーツを作ってまでサーキットを走りたいとは全然思わないんで。機会があれば行ってみたいとは思うけど…。

サヤジ:私、レーシングスーツは持っているんですけど、サーキットで使おうと思ったことは一度もないんですよ。長距離ツーリングで走るときに楽だな、っていうだけで。

一同:へぇ~。すごい。

サヤジ:ヤフオクで落としたレーシングスーツは5,000円ぐらいでしたよ。カラーリングはいかにも「昔」って感じでしたけど(笑)。

佐々木:クシタニでレーシングスーツのレンタルをやっているんですけど、うちの近所のクシタニにはレディスサイズがなかったらしくて、なんとか取り寄せてくれて貸してもらったんですけど、保証金が1万円、レンタル代が1万円ぐらいでしたね。

小沼
:なかなかなお値段ですねぇ。

佐々木:でも、買うよりは、ねぇ。

飯田:レディスサイズはなかなかないですよ。

りー:レーシングスーツってスタイル良くないと着れる自信ないよね。

小沼
:私も先日試着してみたんだけど、お腹が苦しくて(笑)。

村上:ビューエルって、無料でレンタルがあるんですよ。

飯田:私、足のサイズが23.5cmで、べつに普通だと思うんですけど、サイズが本当にないんですよ。サイズに合わせて選ぶしかないから、本当に欲しいメーカーのものが買えなかったりしますね。

りー:女子も身体が小さい子と大きい子がいるのに、サイズ展開があまりないのは頭にくる。かわいいなと思って着れたとしても、袖が足りなかったりするし。

村上:男子モノを着てもサイズが余ったりするしね。レディースの方が圧倒的にかわいいのに、サイズ展開がないのはなぁ。

小沼
:普段バイクに乗るとき、プロテクター付のジャケットを意識して着ますか?

村上:胸部プロテクターってあるじゃないですか。女子用ってアルパインスターぐらいなんですが、これがまた高いんですよ!

サヤジ:そう、欲しいけど高い!

村上:男子用はサイズが合わないし、女子用がもっとたくさんラインナップしないかなぁって思います。いまはプロテクター付のウェアを選んで着ていますが、インナープロテクターがあれば、アウターにはおしゃれなジャケットだって着られるのに…。

小沼:普段バイクに乗るとき、プロテクター付のジャケットを意識して乗りますか?

佐々木:むしろ取っちゃう。

りー:痛いのは嫌なので、プロテクターがあると安心する。

飯田:以前もらい事故で、ふっ飛んで救急車で運ばれたことがあったんですが、プロテクターを付けていたおかげで骨折もなかったんですよ。それにそのときはフルフェイスヘルメットをかぶっていたんですけど、アゴの部分が壊れちゃって。それからジェッペルが怖くなりました。

山下(クラブマン編集スタッフ兼カメラマン):横からすいません。突然ですがバイク乗り男子からひとつ質問です。オートバイって男性的な乗り物だと思うんですが、乗っているときって女の子の気持ちなのか、それとも自分の中にある男性的なものが出てくるのでしょうか?

りー:たぶん男性っぽくはなっていると思うけど、性別を超えちゃってる感じがする。

らんらん:私はおっさんになってるかも。ツーリングから帰ってくると、右の口の上に髭が生えるのー。

一同:爆笑

らんらん:えー、ないですか?

りー:身体的に何か出るってことはないけど、精神的にちょっと乱暴になることはある。

村上:普段は、男の人が多ければ女らしくしていたほうがいいかも、って考えるけど、峠に行くと負けないように頑張らなきゃ、って思う。一生懸命走らなきゃ、って。

りー:最近、後ろについていこうとも思わなくなったんですよー。

村上:私も! 以前ほどそういう考えは少なくなりましたね。最近はかわいく乗れるようになりたいなぁと思う。

りー:どうやったらかわいく乗れるようになるのかな?

村上:たまたま見かけたのが、革ジャンを着ているんだけど、脱いだときに可愛い服を着ている子がいて、あぁ、こういう風に乗っていいんだ、って思ったことはあります。普段は防寒でフリースとか着ちゃうけど。

りー:それはそうですねぇ。

佐々木:私は普段からさっぱりしているので、バイクに乗ったからといって別に変わりませんね。最初にのったバイクもRGV-250ガンマだったんですけど、ナメられたくない!っていうのがあったから。

小林:意識しているのはスピードメーターぐらいで、マナーが悪いクルマにあったら「チッ」ってなりますね。

サヤジ:確かに「何だよ」って口に出して言っちゃうことがある(笑)

一同:あるある!

サヤジ:自転車に乗っているときに、ついバイクに乗っているときのクセで、タクシーのドアが急に開いたとき「どこでもドアかよ!」って言ってしまったことがありました。メットも被ってないのに(笑)。

小沼:ヘルメット被っているからといって、大声で歌っている人いますよね。あれ、本人は気付いていないと思うのですが、周りに聞こえているんですよねぇ。

小林:選曲が大事ですよね(笑)。

小沼:サーキットって、少々ハードルが高い印象があるんですねぇ。最近はお手頃価格のレーシングスーツもあるんですよ。一般道を走るよりもサーキットのほうが安全だったりするし。プロテクターは、グラフィックが入ってるものとかもあれば、意外とウケるんじゃないかなと。女子はやはり、傷を負って欲しくないですから。

今後、沢山の女子ライダーとお話をしていきたいと思います。全国の明るく元気でカッコイイ女子ライダーの声を紹介していきたいと思います。

レーシングスーツ&プロテクター

記事リンク 記事リンク 記事リンク 記事リンク 記事リンク

こちらの記事もおすすめです

この記事に関連するキーワード

主催者プロフィール
参加者プロフィール
新着記事

タグで検索