【速報かっ!?】鈴鹿8耐合同テストに潜入したバイクブロス特派員・S川(その1)
暑さに弱いタナカです。
本日7月13日(木)は、27日(木)~30日(日)に開催される「2016-2017 FIM世界耐久選手権最終戦“コカ·コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース 第40回記念大会」へ向けた合同テストが開催されました。
そこへバイクブロスのある意味刺客、関西支社のS川が潜入したとの報告を受けました。現地より若干温度差のあるコーフン気味の内容が届きましたのでお知らせします。
~バイクブロス特派員・S川より入電の巻(その一)~
(取材協力/BMCJ Motorrad Rennsport)
いよいよ間近に迫ってまいりました鈴鹿時間耐久レース! ユーザーの皆さんによりレースを楽しんでもらうべく、8耐参戦チームにお邪魔してクイズをご用意いたしました!
ジャン! こちらのアイテム、なんだかおわかりでしょうか?
正解は、レースマシン用の給油システムでーっす!
この部分を……
ここに差し込むだけで給油完了!
なんと、このアイテムを使うと秒間4~6リットルの給油が可能になります。その差は各チーム所有の給油システムによってスピードが異なります。
もちろんこのアイテムにもレギュレーションがあり、その給油口はもともとアメリカの航空機に使用されていた規格としています。
給油口は市販のもので10万円程度、上部のシステムセットで約40万円。給油スピード向上のためにフルセットオリジナルで製作するチームもあり、なんと、それだけで150万円ぐらいしちゃいます!
実際のレース中では20リットル程度給油するので、システムによって単純計算で約1.7秒も変わってきます!スゴくないですか!?
コース上で1.7秒を縮めるのは至難の業! となればより良い給油システムが欲しくなっちゃいますよね~!
よく「レースは金がかかる」なんて言われますが、こんな感じでコンマ1秒削るにもお金とプロの技術がふんだんに使われているのです!
是非8耐観戦の際には給油シーンにも注目してください~……ブブ……ブッ……(沈黙)。
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合同テストの内容とはあまり関係の無い内容でした。たいへん失礼いたしました。またS川より入電があり次第お伝えいたします。以上、タナカでした。