バイクブロス編集部員の徒然なるひとり言
更新日: 2017年8月11日 10:10:26 カテゴリー:

電動バイクにも走る楽しさ

by: norose (投稿数: 33)

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電動になってもバイクに乗りるか?というリサーチを「バイクリサーチ」でやっております。お時間あれば、ぜひ下記のリンクからご投票を!

クルマでは電動自動車が市販もされていて、今では普通に街中で見かけるようにもなりました。駐車スペースに充電設備がないと厳しいかとは思いますが、まぁそれでも着実に電動化が広まっているようです。

一方、バイクのほうですが、最近は少しイキオイがなくなりましたが、かつて原付・原付2種に該当する電動車両がたくさん発表されていました。私も長期試乗のために3か月ほど電動バイクで通勤していたことがありますが、走りそのものは問題ないんですよね。一番の問題は充電です。私の場合、通勤距離が片道30キロほどだったので、満充電で60キロ走る車両に乗っていたのですが、往復でギリギリの距離。通勤時に電欠になるのもいやでしたから、出社したら充電、帰宅したら充電という生活をしていました。いやぁ、せわしなかったですね。

とはいえ、時代は着実に進歩しています。電動バイクの進化も止まってはいないのです。原付クラスではなく、ビックスクーターの車格になりますが、立派な電動バイクがすでに販売されているんですよ。それがBMW MotorradのCエボリューションです。航続距離が最大で160キロとなかなかのものですが、何よりしびれるのは、ゼロスタートから時速50キロまで2.8秒という加速感です。

実際試乗してみて感じたのは、2.8秒という時間的なことよりも、アクセルを開けた瞬間から最大トルクという加速感のスゴサです。たぶん、あの加速をあきらめれば航続距離は伸びたのかもしれません。でも、BMWは「乗る楽しさ」のひとつとして、あの加速を備えさせたと思っています。こんな、ガツンとした走りができる電動バイクが、もっとたくさん出てくるといいなぁと思っています。

ちなみに、このCエボリューションも普通二輪免許で乗れちゃいます。機会があればぜひ試乗してみてください!

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