ファスト GSX-R1100(スズキ GSX-R1100)

掲載日:2018年04月29日 プロが造るカスタム    

取材協力/ファスト

記事提供/ロードライダー編集部

※この記事はロードライダー特別編集『ザ・カスタムマシン2016』に掲載された内容を再編集したものです

ファスト GSX-R1100(スズキ GSX-R1100)のカスタム画像
FAST GSX-R1100(SUZUKI GSX-R1100)

必要条件下でセットして
長距離も楽々こなす油冷GT

「油冷エンジンのGSX-Rで重要になってくるのは、まずオイルの選択、それから油温や距離の管理です。オイルの銘柄や番手は使う用途やエンジンの仕様によっても変わってきますが、このGSX-R1100の場合は長距離を一気に走るオーナーさんなので、若干固めをお薦めしています」(ファスト代表・山上さん)

油温に関しては120℃以上の高温にしないのが大原則と言われているが、距離に関してはどうなのか。

ファスト GSX-R1100(スズキ GSX-R1100)のカスタム画像

「ひと口に距離と言っても、一気に長距離を走ってしまう場合もあれば、時間の割にあまり乗らないので距離が伸びないという場合もあります。オイルの劣化って使い方にもよるんですね。ですから距離+時間、あとは使い方も考慮に入れて判断するのが基本になると思います。たとえば月に1回くらい、それもちょっとの時間しか乗らないと、冬などはエンジン内に結露が起こってオイルが乳化するなんてことも起こり得ます。エンジン全体にダメージを与えてしまわないためにも、オイル管理には気を遣って遣い過ぎるってことはないと思うんですね」

こうした基本さえクリアしておけば、あとは比較的たやすい。足まわりとシャシーまわりのセッティングはファストのとくに得意とするところだからだ。この車両はその最も良い実例と言えるのではないだろうか。

「このR1100は年に1回、1週間くらいのロングツーリングに行くのでキャブレターはノーマル、エアクリーナーボックスありが絶対条件。ということで、その条件下でセッティングを出してあります。そういう方法でも問題なく気持ちよく走れますので、油冷系、GSX-R系で気になることや分からないことがあったら、ぜひ相談しにきてください」

詳細写真

ファスト GSX-R1100(スズキ GSX-R1100)のカスタム画像

スタンダードのスポンジマウントパネルに収まるメーターは純正ケースにスタック製回転計をビルトイン。フロントフォークはオーリンズ正立(ZRX1200用でR1100Hのφ41から43mmに)をモディファイしたものでステムはGSX- R750、フロントマスターもRC30(いわゆる30マスター)と純正流用も取り入れる。

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エンジンは純正だがポート加工、燃焼室加工などを行いカムもヨシムラST-1に変更。クラッチマスターにブレンボを選ぶあたりも走りを知り尽くしたファストらしい処理だ。エキゾーストはテックサーフ手曲げチタン。オイルクーラーはプロゴールド製ラウンド13段で強化する。

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2.75-18/4.00-18→3.50-17/5.50-17ホイールはマルケジーニM10S。

ファスト GSX-R1100(スズキ GSX-R1100)のカスタム画像
ファスト GSX-R1100(スズキ GSX-R1100)のカスタム画像

前後キャリパーはブレンボでディスクはフロントがサンスタープレミアムレーシングφ310mmで、リアはサンスターφ220mm。リアサスペンションもオーリンズにするほか電装もASウオタニとするなど性能、信頼性ともに高い仕上がり。

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