こちらメーカー広報部!

【vol.2】ハーレー:何故、HDJで働こうと思ったのか

掲載日:2009年09月08日 こちらメーカー広報部!ハーレーダビッドソン ジャパン    

その歴史の深さと多くのライダーの心を掴んできたハーレーダビッドソン。その日本支社で広報として働く木下さんにお話を伺ってきました。第二回目は「何故、ハーレーダビッドソンジャパンで働こうと思ったのか」です。

共通して言えるのは
バイクが大好きだということ

ハーレーダビッドソンジャパンは99%中途採用ですが、共通して言えるのはみんなバイクが好きだということですね。前職では、イタリアアパレルメーカーの広報をしていたのですが、本社社長が無類のバイクが好きで、オシャレに着られるバイクギア商品も展開していました。そういった繋がりで二輪メーカーや二輪専門誌とも関わりがあり、業界は違えどもバイクと無関係な仕事ではなかったんです。そのアパレルメーカーは日本でスタートしたばかりで認知度もまだ低く、なかなか業績が残せない中、漠然と転職を考えるようになっていました。成長を続けている、組織がしっかりした企業への転職を希望し始めて間もなく、HDJの求人を目にしたんです。趣味と仕事を一緒にしない方がいいと言いますが、ここは思い切ってオートバイを商材として扱っている会社に飛び込んでみようと考えていたところ、ビューエルがマーケティングスタッフを募集していまして。実を言うと、当時は「ハーレー」よりも「ビューエル」の方に魅力を感じていました(笑)。選考の結果、広報部への配属が決まり、「オートバイメーカーで仕事が出来る!」と華々しい気分で出社したのですが、仕事に慣れるまでの暫くの間はすごく辛かったですね。中途採用なので即戦力を求められるのですが、数多くある車両の名前や、業界独特の言い回しを覚えるのにかなり苦労したことを憶えています。今ではいい思い出になりつつありますが(笑)。

 

入社して一年が経った頃、HDJ主催の試乗会イベントで先導役を任せてもらえるようになりました。私の身長(162cm)でもハーレーに乗れるんだ、とお客様から良い反応を頂き、女性である私が乗っているだけでこれだけ反響があるのかと思うと、とても嬉しかったですし、さらにやる気になりましたね。最初はサイドスタンドを上げて、車両を起こすだけでもビクビクしていましたが、今では一人でも問題なく取り回しが出来るようになり、自信が持てたことが、さまざまな場面で、仕事の面白さにも繋がっています。今は、ブルーのスポーツスター1200Rが愛車ですが、自社商品をお客様と同じ目線で理解するためにも、やはり自身がオーナーになることはとても大切ですね。

 

ハーレーダビッドソンジャパンでは、ハーレーに憧れる女性のための様々なプログラムを展開しています。まず、興味を持って欲しい。そして触ってもらいたい。「ハーレーに乗りたい!」って思ってくれる女性が一人でも増えてくれたらと思っています。私が取り回しを行う姿を見てもらって、男性だけの乗り物じゃないんだよっていうところも見てもらいたいですよね。私だって新車を倒したりしてますからね(笑)。

 

*次回は、木下さんのお仕事七つ道具を紹介します。

同僚の田中さん(上右)と打ち合わせ。2009年8月25日に行われた「2010ニューモデルローンチセレモニー in 六本木ヒルズ」は沢山のハーレーオーナーが集まり、素晴らしい一夜を過ごせました。

対象車両

XL1200R

高い制動力を発揮するフロントのダブルディスクブレーキを採用。エンジンや各部にはブラックパウダー塗装を施し、屈強な面持ち。2007年からインジェクション化され燃費が向上した。

■全長 = 2,245mm

■全幅 = 930mm

■全高 = 1,150mm

■加重時シート高 = 714mm

(H-D本社採用の180ポンド(≒81.7kg)のライダー乗車想定のシート高)

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