ホンダ 400X
ホンダ 400X

ホンダ 400X – ホンダが提唱する次世代ベーシック形

掲載日:2015年03月05日 試乗インプレ・レビュー    

レポート/和歌山 利宏  写真/徳永 茂  記事提供/ロードライダー編集部
※この記事はカスタムNo.1マガジン『ロードライダー』の人気企画『New Model Impression』を再編集したものです

ホンダ 400Xの詳細写真

水冷DOHC4バルブ、180度クランクのバランサー付き並列2気筒をCBR400RやCB400Fと共用し、最高出力34kW(46ps)であることも同じだが、吸気系と燃調の変更で、その中速トルクは若干高められている

未舗装路での飛び石から保護するため、アンダーカバーを装備する。左右サイドカバーの形状もシリーズの他の2モデルとは異なり、デザイン面だけでなく、これが中速トルク向上にも貢献しているのだ

φ41mm径正立型でストローク120mmのフロントフォーク。片押し2ポットのキャリパー、φ310mm径シングルの花弁型ディスクは、CB400シリーズに共通である。ちなみに試乗車はABS仕様であった

70×30mmの角型鋼管製で長さ563mmのスイングアーム、ボトムリンクサス、1ポット片押し式キャリパー、φ240mm径ディスクは、3車に共通だが、400Xではリヤホイールトラベルが10mm短縮され、圧側低速域の減衰力最適化のため、ダンパー機構に専用品が奢られる

マフラーのキャタライザーカバーと一体化され、ヒールガードを兼ねるステップホルダー、ラバー張りステップバーやその位置は他の2モデルと同じだが、リヤ側で車高が下がり、シートのクッション厚が大きくされたことで、膝の曲がりには余裕が増えている

燃料タンクは400X専用で、容量は他モデルより2L大きい17L

フル液晶のメーターそのものは共通だが、バックライトがオレンジ色となり、アップライトなライポジに合わせ、位置が最適化される。ウィンドスクリーンは大型化され、40mm幅の高さ調整機構を備える

シートは、他モデルのセパレート式ではなく、ダブルタイプである

試乗ライダー プロフィール
和歌山 利宏
試乗は、梅雨の合間の晴れた日、富士五湖周辺で行った。撮影が始まるや、試乗がてら河口湖エリアの道をあちこちと探索。話題になっている河口湖の水位異常低下を見届けてきた。バイクってそういう気ままさがいいんですよね

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