【Page4】 YAMAHA WR250R SPECIFICATION

掲載日:2010年01月27日 特集記事テイスティング YAMAHA WR250R    

2009年7月1日発行 月刊ガルル No.281より記事提供
テストライド/小林直樹  写真/長谷川徹  まとめ/小川浩康

 

全長 2190mm
全幅 810mm
全幅 1235mm
ホイールベース 1425mm
最低地上高 300mm
シート高 895mm
総排気量 249?
エンジン型式 水冷4ストローク
DOHC4バルブ単気筒
ボア×ストローク 77.0mm×53.6mm
最高出力 23kW(31ps)/10000rpm
最大トルク 4N・m(2.4kgf・m)/8000rpm
圧縮比 11.8:1
燃料供給装置型式 フューエルインジェクション
燃料タンク容量 7.6?
車両重量 132kg
変速機形式 リターン式6段
Fブレーキ 油圧式ディスク
Rブレーキ 油圧式ディスク
Fタイヤサイズ 80/100-21M/C 51P
Rタイヤサイズ 120/80-18M/C 62P
カラー パープリッシュホワイトソリッド1
ディープパープリッシュブルーソリッドE

価格:70万1400円

 

IMPRESSIVE POINT

 

足着き性

身長170cm、体重70kgのおれが895mmのシートにまたがると、写真のようにつま先立ちになってしまう。オフロードバイクの扱いに慣れていて、日頃からレースや獣道アタックをしているおれみたいなライダーであれば、そのスキルで足着き性をカバーできるけれど、まったくのオフロードバイクビギナーにとっては街乗りでも辛さを感じてしまうだろう。しかし、オフロードライディングのスキルは一口に規定できるものではない。だから目安となるのは身長175cmあるかどうかになる。175cm以上あれば片足がベッタリ着けるので、ビギナーでも足着き性に不安を感じる場面は少なくなるはずだ。あとはWRに何を求めるかで、変わってくる。

 

「ビギナーでも乗れる」「ビギナーには無理だ」。WRに関しては、この2つの評価をよく耳にするが、今回テストしてみて、その2つとも事実だと分かった。ダートをがっつり走りたいと思っている初心者には、足着き性が大きな壁になる。だから、ダート走行を重視したい初心者には、足着き性のいいバイクから乗り始めることをすすめる。しかし、林道は通過できればいいと言うのなら、WRは初心者でもオールマイティに扱いやすい最高の相棒になってくれる。つまり、WRを味わえるかどうかは、将来的にWRでどう遊びたいかによって、その評価が変わるのだ。

こちらの記事もおすすめです

この記事に関連するキーワード

新着記事

タグで検索