【Page3】参加バイクをチェック「YAMAHA SPORT RD125 1973」

掲載日:2010年02月08日 特集記事絶版原付2種“原ツー”で楽しむ小旅行    

記事提供/2009年6月1日発行 絶版バイクス1

気が付けば「ヤマハ車ばかり」だった小旅行。

参加バイクをチェックすると……

世の中に数多くある絶版原2モデルだが、何故か今回はヤマハリトルツインが大勢を占めた。
何故、ヤマハリトルツインに人気が集中するのかは、乗れば理解できますよね!?
ということで、ここでは参加者のみなさんと絶版原2についてお話していただきました。

ヤマハリトルツイン最速のリードバルブ仕様!!
磨き込みだけで蘇った極上RD125。

「リトルツインと言えばオレンジ丸タンクの初期型RD125しか無い!」と思いつつ物色するも、現存数が少なく、なかなか巡り逢えなかったと語る鈴木さん。そして5年前にネットオークションでやっと見つけて、即効で“ポチッ”とやったそうだ。

 

はるばる秋田県から嫁いできたRD125は、納屋で眠り続けていた状態でホコリまみれだった。しかし、よくよく見ると程度は良好で欠品部品は無し。もちろん不動だったが、徹底的に分解して各パーツを磨き込み、組み立てたというノンレストア車。

 

クロームメッキに至っても磨き込みのみで再メッキを施しておらず、各部のサビは磨き込み+タッチアップで仕上げたそうだ。しかしながら、タンク内のサビ取りとキャブレター内部の腐り復旧には苦労したそうだ。そんなレストアの中で「使えるケミカルとは何なのか?」を実践にて探し出してきた経験は膨大。今では、誰が見ても驚くほどの輝きと、現役当時以上!?の鋭い走りを披露してくれている。

 

小旅行の当日は、シグナルGPで余裕の完全制覇!? 仲間たちから羨望の眼差しを受けていたのは言うまでもない。

 

「40後半(歳)にもなって、高校生当時の気分に浸れるのは原2だからだよなぁ~」といいつつも、次の小旅行で強敵が現われても蹴散らせるように、ただ今、お宝「ノグチ」のチャンバーで排気系を武装中らしい。

 

ヤマハが誇る空冷2ストパラツインエンジンの称号「RD」の名を冠るRD125。AX125まではピストンバルブエンジンだったが、RDになりリードバルブ付きエンジンを搭載。ブラックペイントとマシニング面のシルバーが織り成すデザインは、ゴージャスそのものである。絶好調なこのマシンは、当日の参加者誰もが認める「最速バイク」だった。トップスピードはファイナル変更済で130km/hオーバー!?(未確認)

ヤマハが誇る空冷2ストパラツインエンジンの称号「RD」の名を冠るRD125。AX125まではピストンバルブエンジンだったが、RDになりリードバルブ付きエンジンを搭載。ブラックペイントとマシニング面のシルバーが織り成すデザインは、ゴージャスそのものである。絶好調なこのマシンは、当日の参加者誰もが認める「最速バイク」だった。トップスピードはファイナル変更済で130km/hオーバー!?(未確認)

 

鈴木さんは、リトルツイン=正に街道レーサーだと。タコの針を見つつ“伏せて”何キロ出るか!に真剣に取り組む、まるで高校生の頃にワープしたように笑える乗り味がRDのイイ所だとベタ惚れ。焼かないようにご注意くださいませ~♪

 

鈴木幹之 Motoyuki SUZUKI(茨城県在住)

バイク好きにも色んなタイプのヒトがいますが、このお方の徹底ぶりには驚かされます。所有するバイクはすべてピカピカで、しかもすべての大型車が車検付き。本当に驚かされます。今度はKM90引っ張り出して、カワサキ原2単コロ小旅行にでも行くべ~!?(たぐち)

 

 

 




 

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