世界モトクロス選手権で栄光をつかめ!『MXGP3』日本上陸!
取材協力/オーイズミ・アミュージオ  取材・文/櫻井伸樹(ガルル編集部)  構成/バイクブロス・マガジンズ編集部
※「インターグロー」は 2018年に「オーイズミ・アミュージオ」へ 社名を変更しました。
掲載日/2017年7月19日

すでに前作の「MXGP2」を大幅に上回るリアルさと面白さで、海外では大評判になっている「MXGP3」。オフロードライダーならば決して見逃してはならないこのリアルゲームの魅力の数々をご紹介しよう。

FEATURE

現役日本チャンピオンが翻訳監修
モトクロスの世界観をよりリアルに

前作の「MXGP2」に引き続き、「MXGP3」の日本語監修は成田 亮(なりた あきら)選手。成田選手といえば、2017年シーズンもHondaのワークスチーム「Team HRC」からワークスマシン「CRF450RW」で、MFJ全日本モトクロス選手権IA-1クラスに参戦する現役のプロライダーだ。昨シーズンは、"通算11度目の全日本チャンピオンに輝く"という、歴史に名を残す偉大なモトクロスライダーである。

成田亮選手監修の『MXGP3』はリアル感がハンパない!

そんな「日本モトクロス界の第一人者」によって翻訳監修された専門用語が採用されているので、“よりリアルに”モトクロスの世界観を再現している。

成田亮選手監修の『MXGP3』はリアル感がハンパない!

このゲームの魅力は、モトクロスで世界最高峰のレースMXGP(Motocross World Championship)と、同じコースと車両を体験できること。MXGP「公認」だけに、すべてのコースや車両は「架空」ではなく、本物と同じライダー、バイク、コースを忠実に再現しているのだ。またMXGP3にはMXGPやMX2のグランプリモードだけでなく、「2016 Monster Energy FIMモトクロス・オブ・ネイションズ」を体験するモードも収録されている。これはモトクロスの国別対抗戦で、昨シーズンの日本選抜チームの一員には、日本語を監修した成田選手も参戦。成田選手として出場しチームを栄光に導くことだって夢じゃない。

成田亮選手監修の『MXGP3』はリアル感がハンパない!

MXGP2のリリース後、このゲームの多くのファンから寄せられた声は「2ストロークマシンも欲しい」というものだった。そこで今回は待望の2ストマシンもラインナップされた。そして、その2ストの排気音がまたリアルだ。グラフィカルな2ストマシンは当然ながらきちんと再現され、音もリアル。アクセルの開け閉めに連動し、甲高いエグゾーストが響く様子は、4ストロークマシンとはまた違ったアドレナリンが分泌され、テンションはマックスに。もしモトクロスやオフロードバイクを所有している人で、自宅に2ストオイルがたまたまあったら、缶の蓋を開けて、近くに置いておくとよりリアルな世界が楽しめるはず。

成田亮選手監修の『MXGP3』はリアル感がハンパない!

このゲームでは、ジャンプをしながら大きく車体をひねる「スクラブ」と呼ばれる技が、コース上のジャンプ台で頻繁に登場する。この技はモトクロスならではの魅力だが、実はこの技はカッコばかりでなく、意味がある。ジャンプは基本的に高く飛ぶと、滞空時間が長くなる。そこで車体をひねることにより、高さを抑えて、より低く飛ぶと滞空時間が減ってタイムアップするのだ。実際にこのMXGP3で走行中にジャンプする機会は多いわけだが、ジャンプ中にスクラブをして、次のコーナーへの進入に備えると、確実にタイムアップしていくのだから、じつにリアルだ。

成田亮選手監修の『MXGP3』はリアル感がハンパない!

成田亮選手監修の『MXGP3』はリアル感がハンパない!

モトクロスレースの華やかさの一つは、ライダーやバイクのカラフルさ。各スポンサーのロゴが満載されたヘルメットやウエア、そしてスペシャルなパーツとグラフィックで武装するバイクなど、すべてがカラフルでかっこいい。MXGP3ではそんなライダーとバイクのグラフィックも「実在」するメーカーのものでカスタマイズできるのがうれしい。ライダーはヘルメット、ゴーグル、ネックブレース、ジャージ&パンツ、ブーツ、そしてゼッケン番号と名前が選択可能。バイクはハンドガード、グリップ、ハンドルバー、エグゾースト、サスペンション、タイヤ、ブレーキディスク、リムとこれでもか、というほど高い自由度を実現。なんと75ものブランドと300ものオフィシャルアイテムを収録しているのだ。

成田亮選手監修の『MXGP3』はリアル感がハンパない!

成田亮選手監修の『MXGP3』はリアル感がハンパない!

カスタマイズできるのは、なんと車体のパーツ関係だけではない。なんとトランスミッションやサスペンションのセッティングも可能なのである。トランスミッションのギア比を下げれば加速力が上がり、上げると最高速がアップ。またサスペンションは、前後のプリロード調整により、アンダーステアとオーバーステアの調整を自分好みに仕上げられるのだから実際のレースマシンさながら、である。

成田亮選手監修の『MXGP3』はリアル感がハンパない!

このゲームは出場するライダーとして実際のレースで競うのがメインの楽しみだが、実在するライダーで出場するのではなく、自分で作ったオリジナルのライダーで参戦することも可能だ。レースで賞金を稼ぎ成績を残すことでチームが大きくなり、車両のカスタマイズやスポンサーが増えていくといったチームの運営、または監督的な立場として楽しめるのも大きな魅力である。

ここまでさまざまな「やりこみ要素」のあるMXGP3だが、今回はその価格も魅力。リアリティあふれるレースゲームの場合、近年の流通価格は6,000円後半から8,000円後半が相場。前作のMXGP2も7,800円(税抜き)だった。しかしこのMXGP3は、より多くのユーザーにモトクロスゲームを楽しんでもらいたいと販売価格をなんと5,500円(税抜き)と大幅にダウン。この夏は、クーラーの効いた涼しい部屋で、リアルなモトクロスゲームに熱くなるのもいいかもね。

【製品概要】

作品名/『MXGP3 - The Official Motocross Videogame』
対象機種/PlayStation®4
配信予定日/2017年7月20日(木)
価格/パッケージ 5,500円(税別)、ダウンロード 5,500円(税込み)
ジャンル/モトクロスレースゲーム
プレイ人数/1人 オンライン最大12人
CEROレーティング/A[全年齢対象] 販売元 /株式会社インターグロー

MXGP3 - The Official Motocross Videogame © 2017 Published and Developed by Milestone S.r.l. All rights reserved.
Copyright © 2017 Youthstream - All rights reserved. Licensed and published in Japan by Intergrow Inc.