掲載日:2021年05月23日 原付漫遊記 › 松本よしえのゆるカブdays
え・文・写真/松本よしえ
「わわわ、"3連おにぎり"だ~っ」と大喜びしたのは昨年の夏。取材のため都内から羽カブ号で向かった檜枝岐村(福島県南会津郡)への道すがらでした。"おにぎり"というのは国道標識のことでして丸みを帯びた青い三角形の国道標識をマニアックな国道ファンの皆様がそう呼んでおります。で、二つ串刺しになったのが"2連"、三つが"3連"なのです。国道400号と国道121号の交差点(栃木県日光市上三依)から国道352号にぶつかるまでの約14㎞の間には10コ以上の"3連おにぎり"が立っておりまして、一度意識し始めたら気になってしようがない!
さて、いまや"おにぎり"の国道標識は観光スポット。というのもグーグルマップで"4連おにぎり"を検索すると"観光名所"として地図上に出てきます。きっと誰かが登録したのでしょうがストリートビューで国道27号(金山バイパス)を「岡山町1丁目」の交差点に向かって西進すると左手に出現します。こんど敦賀へ行ったら必ず撮影したいなぁ……とまあ、コロナの終息を心から願いながら妄想の日々を送っております。