カブ生活

ゆるカブ第二百七回「青山で26回開催のカフェカブ」

掲載日:2024年01月02日 原付漫遊記松本よしえのゆるカブdays    

え・文・写真/松本よしえ

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会場屋内に大きく飾られたCA100(1962)はホンダのアメリカ向け輸出モデル。"YOU MEET THE NICEST PEOPLE ON A HONDA"のキャッチコピーは時代を経ても色褪せません。

青山交差点がカブだらけになる特別な一日

2023年10月開催の「第26回カフェカブミーティングin青山」でございます。ホンダ本社ビルの建て替えを控え、この空間での開催は今回の第26回で一区切り。青山一丁目の交差点にカブがズラリと並ぶ光景を心に焼きつけておきましょう。参加や見学の方々も胸アツだった特別な二日間です。

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一日目の早朝、神宮外苑に集って記念撮影する参加者も。銀杏の黄葉はもう少し先でしたがカブ仲間が集まれば心は弾みます。

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神宮外苑で出会った柏さん。"アトテツ"製のカスタムキャリア"アトセキ"が目を引きます。CT125の積載部品はこれで統一するって決めていたそうです。リアキャリアのエアダクトはZETAのコンバージョンダクトに交換してスッキリ。自分のスタイルがはっきりしています。

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静岡県掛川市で開催の"風と茶畑とバイク"というイベントに関わる西本みちかさん。日本のお茶文化とバイクを結びつけて茶畑を巡ったり、製茶の体験をするなんてCOOLだなぁ。

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青山一丁目交差点に面した広場に200台以上のカブが並びました。このイベントではお馴染みのこの光景も今回限りなのです。この日は晴天に恵まれ、地下駐車場も見学者のバイクで溢れました。

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カブ友3人に再会。手前のMIXさんのピンクが美しい車体は1963年製の還暦カブ。人気投票で4位入賞です。奥のぶるぶるさんの茶カブはヤレ感がばっちり。ナンバープレートに付けた自賠責用のプレートもいいなぁ。

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際立つレッドの55周年記念カブ。とくにリムの赤が大のお気に入りという絵里加さんはお父様とカブで北海道ツーリングに行ったそうです。

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タッキー棟梁は90デラックスのリアキャリアに自前の新米を積んで登場。こんな姿がカブには似合う。左隣の阿久津さんのカブは1965年製でホンダ創業記念号。ご自身のバースイヤーカブでもあります。美しい姿なのに写真が切れてしまってすみません。

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伊藤さんは181㏄にボアアップしたフレスコブラウンのCT125にカスタムてんこ盛り。ティムソンのタイヤパターンが面白い。写真では見えませんがアルミホイール(外国製の汎用品とか)に履かせています。ステアリングバンパーも付いて、リアサスはキタコとGEARSコラボのサス。黒のシンプルなサイドボックスはいろいろ試して、ようやく落ち着いた最終型なんだとか。わたしも同じタイプのボックスを付けているけど、海外製はどんどん新しいタイプがリリースされ、サイズや色もいろいろ選べるようになってきました。お守りのベルがさりげなくオシャレ。

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開催日の10月14日は鉄道記念日! 気動車おやぢさんはクロスカブのリアボックス上で自前の硬券(切符です)を気前よく発券して楽しい雰囲気を盛り上げてくれました。人気投票3位入賞、おめでとうございます。

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ストームトルーパーを載せたスターウォーズ車両を発見! 以前のカフェカブでお見かけした時よりさらにグレードアップしてる。タイヤのオレンジリボンが素敵です。カブと自分の趣味をコラボさせるのは楽しいですね。

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リアボックスからニョッキリと生えたリアウイングがクルマっぽくて気になります。近藤弘隆さんのクロスカブはカスタムして約一年。2023年に琵琶湖で開催されたカフェカブ関西で5位に入賞しました。アンダーカウルは100回以上フィッティングして絶妙な位置に取り付けられたそうです。

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「ニーグリップ作りました」のポップにKOだよ!! こんな発想が個性的なカスタムとして具現化します。跨らせてもらうと絶妙なサイズなの。

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ライダーでもあるHondaスマイルの渡邉さん。スマイル賞の選考中にお声がけして撮らせていただきました。

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三重からやってきたカブ三人娘は前日に世田谷ベースへ突撃して所ジョージさんに会ってきたんだって! すごい行動力だ。お揃いのツナギがいいな。

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フォーラムのトークショーのゲストはノンフィクション作家の中部博氏と、三樹書房の小林謙一代表です。カブについて語られる際、「手の内にはいるもの」という一言をよく耳にします。これは遠州弁の「小さいものや軽いもの」を指すのではないかと小林氏の考察。お二人からあふれる言葉が生き生きと感じられて心に沁みました。

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解散直前まで参加者の交流は続きます。こちらのご当地ナンバーは栃木県の高根沢町。米所にちなみ俵型なんだよ。

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箱女のN嬢として「ゆるカブ」に登場するナオミさんは人気投票で第3位に。新太陽号の看板と巨大箱を見よ! 彼女の満面の笑顔は"どや顔"です。

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イベント終了後、ご縁を繋いだ母娘タンデムさん。家族の思い出がカブに乗っていることなんて素敵すぎるわ。

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撮影スポットで記念写真を撮る人は後を絶たず。CT110の矢口さんはジャンケンでグローブをゲット。うれしそうです。

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最後は声優の原えりこさん。「スラムダンク」のマネージャー彩子役や「機動戦士ガンダムZZ」などアニメの出演作多数。カブを通じてお友達になりました。彼女もカフェカブ参加者のひとりなのです。

さて、今回は「カフェカブin青山」の一日目。まだまだ翌日の二日目があるので次回に続きますよ~♪ でもって2024年もどうぞ「ゆるカブ」をごひいきにお願いいたします。

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