カブ生活

ゆるカブ第百八十七回「二日目も大盛況の”第25回カフェカブミーティングin青山”」

掲載日:2022年11月27日 原付漫遊記松本よしえのゆるカブdays    

え・文・写真/松本よしえ

ゆるカブ第百八十七回「二日目も大盛況の

カフェカブにライムとパクチーの香り! タイ(Thailand)の街角を駆け抜けるカブがそのまま青山に現れたかのようです。

"カフェカブ"はカブと愛好者が集うカブの祭典

前回に続いて"カフェカブ青山"です。二日目も200台の参加枠を射止めたラッキーな方と見学者が平和に集い、カブについて熱く語る姿が印象的でした。初めての方もお馴染みの方も大好きなカブと愛好者の仲間に囲まれて幸せな一日。カブが好き! シンプルにそれだけで楽しめます。

ゆるカブ第百八十七回「二日目も大盛況の

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"萱場"さんの90カスタムの角目に思わず吸い寄せられました。ガレージ保管しているだけあってきれいだなぁ! オリジナルにこだわっているそうです。このタンデムシートはリアキャリアに金属フックを引っかけるだけで装着できるのです。6位入賞、おめでとう。

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黄金色と72本スポークがまぶしい60周年記念号は4位入賞車両です。オーナーさんに会えなくて残念。反対側の写真はないのだけど左右二本出しマフラーでした。

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ユーチューバー女子のカブに憧れてカブに乗り始めたという"犬"さん。4月納車のクロスカブCC110で身近な場所からツーリング。経験を積むうちにキャンプやたき火が大好きになったそう。

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こちらはホンダウエルカムプラザ内のショップです。ホットウィールのカブとTVアニメ「スーパーカブ」のビジュアルをプリントした証書入れがファンの心をつかみます。

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カフェカブでもSSTRのゼッケンを頻繁に見かけます。田中さんは釣り竿など長物が積めるようにラックを自作。サイドスタンドは2本目を増設して旅先で安心を確保。

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二日目も青山一丁目前の広場はカブと愛好家でいっぱいです。うれしい光景にニヤニヤ。

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兵庫県からという白ナンバーのCT125。水色の塗装が麗しくて女子から大人気でした。

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"アオシマのヒロ"さんはテールレンズをオニギリ型に交換。レンズの中身は武川のLEDバルブにしてあるそうです。

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かつて大学生の頃にリトルカブに乗っていた"かよ"さん。110㏄のピンクの子バージョンです。リアボックスのステッカーは旅人の証なんだな。

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赤べこのフロントスクリーン(旭風防の限定オリジナル)は一度見たら忘れません。長距離ツーリングはお手の物という"まさ"さんにとってフォグランプは必需品。YSSのリアサス交換で「ふわふわしなくなった」そうです。YSSのサス、いまとっても気になります。

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"スギ"さんの愛車は"力武"で"カブ"と読みます。シートに重ねたオリジナルクッションは自作。ウレタンチップのスポンジに家具のソファ用の硬質スポンジを重ねるなど研究されています。愛用のミシンは使い潰して2台目らしいよ。

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冒頭の写真にも登場したC105はタイの街角でイケてるカブを乗り回すお兄ちゃん風。リアボックスのタイ語は"恋人募集中"だっていうから笑った。部品やデコパーツはタイから取り寄せているそうです。オーナーの"もりたこうへい"さんはタイを旅した時のご縁で"Cub Club THAILAND"のメンバーに。チームジャンパーやTシャツも注目の的でした。

ゆるカブ第百八十七回「二日目も大盛況の

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今朝は午前5時半に群馬県を出発して青山へ。"Shiro_Cub"さんは車に見落とされがちなカブを目立たせようと試行錯誤するうちに個性的な装飾にいきついた。これは岡本太郎氏の太陽の塔だ! レッグシールドに補助灯用の穴をくり抜き、ヘルメット(走行時は別のシールドを装着)やリアボックスに至るまでイメージを統一。前後ドラレコ装着。

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ラリー好きの"百太郎"さんはCRF450RALLYの写真や資料を見て研究しながらコツコツとカスタム。この車両、じつはご友人の形見を譲り受けたのだそうです。

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クロスカブCC110の納車当日からバラして大胆にウェザリング。ミリタリーと錆び加工にこだわって3回もやり直したとか。"錆クロス"さんは半田市(愛知県)から4度目の参加です。

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日本初、カブの形のまま世界最小にするカスタムの挑んだ"トモ"さんの"ぷっちかぶ リトルカ AA01改"の"プコちゃん"が人気投票で1位になりました。会場では車体の横に説明ボードを添えてアピール。2009年にカスタムをスタートして14インチ→10インチ→8インチ→6インチと、車体のデフォルメと再構築を納得するまで繰り返し、飾るだけじゃなくちゃんと走れる最小カブを完成させました。車体の強度試験を兼ね神戸や新潟へ自走しています。スピードメーターの設定はGPSを積んで走ったとか。センターレッグの位置にあるボトルフォルダーはニーグリップしやすく、あんこ増しの走行用シート(黒)を重ねるときは(積みやすいように)横へスライド。チェーンカバーは開く加工が施され、注油もかんたんにできます。"トモ"さん、次はどんなカスタムに挑むのでしょう。興味津々です。

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前日に4位入賞した"西嶋良造"さんを発見。時代を超越したカブの集合体は眼福!! ネオクラシックなカブです。エレファントグレーの色合いは混色してつくったと伺いました。リアサス上部をレンチ(肉抜きしてある?)で繋ぐ抜群のセンス。オトナのカブでございます。左のレバーはブレーキです。レバーの根元に挟むブレーキロックを自作しています。

さて、二日間でお話ししたカブオーナーは50人を越えたでしょうか。ホントはゆっくりお話ししたかったのですが、その気持ちをぐっと堪えてカブからカブへと進むのが辛かった。どのカブも唯一無二の存在でオーナーさんの個性がギュッと詰まっておりました。わたしはカフェカブの参加回数を重ね、新たな発見やオーナーさんとの交流からカブへの理解を深めて楽しんでいます。これをご覧のみなさまも「カフェカブって面白そう」と思えたら、来年こそは青山へいらしてみませんか。きっとよい出会いが待っていますよ。

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