カブ生活

ゆるカブ第二百二回「CT125で駆け抜けた、2023年夏の思い出」

掲載日:2023年10月08日 原付漫遊記松本よしえのゆるカブdays    

え・文・写真/松本よしえ

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夏雲モクモク、あっちーよ! フライパンを連想しながら高原の道をCT125で走ります。

夏の高原を走ればハンターに出逢う

今夏は暑かった。標高1000m越えの高原をCT125で走っても、日向は熱したフライパンの上にいるような熱気のなか。それでも走らずにはいられないのはライダーの性質なのか、CT125でふらりとお出かけ。今回は2023年の真夏にご縁を結んだ熱いCT125をご紹介します。

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この箱は一度見たら忘れない! "新太陽号"と命名したブラウンのCT125でN嬢がやってきた。リアに積んだ自作の大きな木箱を支えるため、今夏はサイドスタンドを延長ブラケットで強化したよ。純正のサイドスタンドのままリアに重い荷物を積むと後ろに荷重が掛かり過ぎて転倒しちゃうのです(カスタム詳細は第百八十二回をご覧くださいね)。

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スーパーマーケットの駐車場で素敵なCT125に乗るMさんに出逢いました。フロントの帆布製風防をご覧ください。端を切り欠いて透明の窓を付けています。これならウインカーがバッチリ見えて安全なうえオシャレ度アップ。使い込んだミニバッグもいい感じ。

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リアは弾薬箱風ミリタリーテイストの木箱を搭載。これ、ネットで見つけたそうです。

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毎年参加しているSSTR(サンライズサンセットツーリングラリー)で知り合ったモッチー(真ん中)が北海道からやってきた。モッチーはソフトクリーム屋さんのオーナーにして札幌のFMラジオでパーソナリティも務める、自称"プロの自由人"。手前の方は"駒ヶ根ユースホステル"のご主人、中野盛男さんで木工の家具作家さんでもある。なんと赤のCT125が3台揃ってさっそく記念撮影。

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真ん中の女性はライダーハウス"角屋"の女将、惠子さんです。この日はVストロームで颯爽と登場。じつは彼女もCT110のオーナーなの。待ち合わせしたのはオムライスが美味しいと評判の"ときわや食堂"さん。この日は臨時休業で残念だったけど、プチCTミーティング状態で盛り上がりました。

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諏訪湖へやってきたら信濃国一之宮の諏訪大社へお詣りいたしましょう。諏訪大社上社本宮の境内には樹齢千年の見事な大欅があります。右に立つ白木は樅ノ木で"御柱"と呼ばれます。7年目毎の寅と申の年に催す"御柱祭"は、山から樅ノ木を切り出し、社へと人力で曳いて運ぶ勇壮な祭り。全国区のニュースでも紹介されます。

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諏訪大社上社の参道にはちょっとレトロなお店が並ぶ。諏訪湖は寒天の加工が有名なだけにトコロテンが美味しい。ぜひ食べてみて!

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皆と別れた後、近くに建築家の藤森照信氏が手掛けた茶室があるのを思い出し、記憶を頼りにCTで細い道を上り下りして発見。「高過庵(タカスギアン)」の名に違わず地上6mの高みにあって梯子で出入りします。"世界一危険な?"茶室を謳っています。

過ぎてみれば夏の暑さもよい思い出に!? 今夏は大汗かいてCT125で走りました。最後にご紹介した茶室は中に入ることはできませんが、道路脇に寄せたバイク越しに外観を撮影することができます。CT125で細い道を上り下りしたり、Uターンしたりと、この気軽さのおかげで出逢えたご縁と発見。好奇心が赴くままに走れるのって素敵ですよ。

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