バイクブロス編集部員の徒然なるひとり言
更新日: 2017年8月18日 14:08:19 カテゴリー:

天手力雄命とオールドカー/あとがきのようなもの

by: narita (投稿数: 39)

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長野県の戸隠神社から戻り、自宅の駐車場でぶつけてしまったカマロを修理に出そうと港北の「RED LINE AUTOMOTIVE」に向う途中に環八のオーバーパス、しかも右車線でエンジンがストップしてしまい立ち往生、まさに絶対絶命! という例のおもしろ話の続きです。まぁ本人にしてみれば、ぜんぜんおもしろくもないんだが……。

たまたま車線変更の取り締りを行っていた警官に促され、すぐJAFに連絡してレッカーを手配した。電話では20分くらいで到着するとの話だったが、結局到着までは1時間近くかかった。そりゃそうだ。ただでさえ車線変更の取り締りで渋滞している中、ぼくのせいでさらなる大渋滞を巻き起こしてしまったのだから。レッカーを待つ間、警官が交通整理をしてくれたおかげで、なんとか事故に繋がらなかったことが不幸中の幸いと言える。ご迷惑をおかけした皆様、本当に申し訳ありませんでした。

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そのあとRED LINEまでレッカーでカマロを運んでもらい、凹んでしまった右前の鈑金とエンジンストップの原因を探っていただくことにした。それにしても戸隠神社から続くこの一連のアクシデントの真意はいったいどこにあるのだろう? 

例えばこう考えてみる。戸隠神社と善光寺で感じた、なにかが体の中に入ってきたようなあの感覚はまったくの思い過ごしであり、カマロを駐車場でぶつけたのはぼくの単なる不注意で、突然のエンジンストップも単純な電気的トラブルだった、と。確かに筋が通っている。客観的、かつ合理的に考えればこの結論しかない。

しかし、しかしである。ぼくには長野で体験したあの感覚と、カマロのトラブルがどうしようもなく密接に繋がっているようにしか思えない。霊感とかその手の類いには疎い人間が、今まで経験したことのないような不思議な感覚に見舞われ、その直後にありえないトラブルに連続して遭遇したのだから。ちなみに12年近くカマロに乗っているが、ぶつけたのは今回がはじめてだし、路上でエンストしたのも、レッカーを呼んだのもこれがはじめてだった。

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なにかこうスカッとする結論が出せればよかったですが、今回はこのコラムを読んでいただいた方が自由に感じ、結論づけていただければ幸いです。4回もの掲載にお付き合いいただきありがとうございました。次回からはちゃんとバイクのネタを書こうと思います(猛省)。