ウラル ウインター ライド2018/目指すは冬の宗谷岬、最北端へ走るウラル

掲載日:2019年02月27日 トピックス    

取材協力/URAL Kansai ホンダ販売門真
写真/奥村純一 文/宮﨑健太郎
記事提供/ガルル編集部
※この記事は『月刊ガルル vol.393』に掲載された内容を再編集したものです。

雪が降り続く中、合流したメンバーと共に
宗谷岬を目指して150kmの道乗りを走る

2日目……最終日のルートは初日よりも短い150kmちょっとの道程となる。天候はたまに太陽が顔を覗かせるくらいで、ほとんどの時間は雪が降り続いていた。だが、この季節の日本海沿いにしては珍しく、吹雪くことがなかったのはありがたかった。

ウラル ウインター ライド2018/目指すは冬の宗谷岬、最北端へ走るウラルの画像

2日目は、初日の宿「はぼろ温泉サンセットプラザ」からスタート。初日昼ごろに小樽フェリーターミナルを発った、大野一馬さんと岡本光さんも夜には宿で合流。

ウラル ウインター ライド2018/目指すは冬の宗谷岬、最北端へ走るウラルの画像

空から絶えることなく雪が降り続ける中、4台となったキャラバンは走り出した。

ギアアップは側車側に、80L容量の密閉式トランクがあるので、旅の荷物を満載できる。一般参加者の皆さんは、さらにキャリア、ケース、携行缶などを装着するカスタムを楽しんでいる。20代の若手参加者の3名は、ゴールの宗谷岬でキャンプをして、新年の訪れを待つという! 一般的なモーターサイクルよりも多くの荷物を安全に運べるところも、ツーリング好きな人にギアアップをはじめとするウラルサイドカーが支持される理由なのだろう。

ウラル ウインター ライド2018/目指すは冬の宗谷岬、最北端へ走るウラルの画像

休憩中は、参加者同士でウラルの北海道での走りに関するインプレッションを語り合う光景をよく目にした。なお今回の参加者のウラルはすべて2WDモデルだが、皆思い思いのカスタムや、アクセサリーパーツのチョイスを楽しんでおり、その個性の比較も大変
興味深かった。

宗谷地方最大の街である稚内を抜けるころには、辺りは日没で暗くなっていった。そしてついに一行は宗谷岬に到着。この瞬間の感動は、雪道を長距離走り抜けた者にしか味わえない、ひとつのご褒美なのかもしれない。

ウラル ウインター ライド2018/目指すは冬の宗谷岬、最北端へ走るウラルの画像

ついに宗谷岬に到着! 時間は夕方の16時ごろだが、この季節の北海道は陽が沈むのが早く、周囲の気温は氷点下になっていた。

ウラル ウインター ライド2018/目指すは冬の宗谷岬、最北端へ走るウラルの画像

お約束? の日本最北端の地の碑の前で記念撮影。その達成感は、来た者しか味わえない。

「ウラル ウインター ライド2018」はここ宗谷岬で解散という流れだったが、参加者たちの口々からは早くも「来年度はどんな感じでやりましょうか?」という、2019年に行なわれるであろう「第2回」への期待の声が飛び出していた。

比類なき走破性の高さ、そしてツーリングの道具としてのすぐれた装備の数々……今まで体験することがなかったような旅を楽しんでみたいかたに、ウラルのギアアップは自信を持ってお勧めできるモデルだ。

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ウルラの高い走破能力については次ページにて

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