2018年 全日本モトクロス選手権 第4戦中国大会 フォトTOPICS

2018年 全日本モトクロス選手権 第4戦中国大会

掲載日:2018年05月30日 フォトTOPICS    

写真・文/田宮 徹
取材協力/MFJ全日本モトクロスオフィシャルファンサイト  国際A級プロフィールサイト「モトクロ男子」

2018年 全日本モトクロス選手権 第3戦SUGO大会の画像

タイム差が少なめなハイスピードコースで、手に汗握る接近戦が連発
IA-1では成田亮選手と小方誠選手と山本鯨選手が、両ヒートで激戦!

2018年の全日本モトクロス選手権シリーズ第4戦中国大会が、5月26日(土)~27日(日)に広島県の世羅グリーンパーク弘楽園で開催されました。

広島県南東部の高原エリアにあるこのコースは、丘陵のアップダウンを生かしながら、ハイスピードにレイアウトされています。昨春の全日本開催直前に大規模な改修が施され、コースの伸長やジャンプ&リズムセクションの追加などにより難易度がさらに高められましたが、今年は昨年の仕様をベースに細部を変更して、よりj高速系でジャンプの安全性が高い設定とされました。

天候は、各クラスの予選やIBオープンクラスの決勝ヒート1などが実施された土曜日が晴れ。決勝が繰り広げられた日曜日は、お昼ごろから曇りがちになりましたが、それでも最高気温は28度まで上昇しました。

全日本最高峰クラスとなる、排気量450ccの4ストマシンで競われるIA-1では、ホンダファクトリーチームの成田亮選手(#982)と山本鯨選手(#1)、カワサキトップチームの小方誠選手(#2)が、両ヒートで激しいトップ争い。ヒート1を成田選手、ヒート2を小方選手が制しました。

排気量250ccの4ストマシンが出走するIA-2は、ヒート1でホンダファクトリーチームの能塚智寛選手(#828)が独走優勝。ところがその能塚選手は、ヒート2を転倒リタイアで終え、ホンダに乗るランキングトップの古賀太基選手(#922)が勝利して、ポイントリードを拡大しました。

また、2スト85ccと4スト150ccが混走するレディースクラスは、ディフェンディングチャンピオンの竹内優菜選手(#1)が今季初勝利を収めました。

タイムアタック方式によるIA-1の予選では、カワサキトップチームから参戦する小方誠選手が、ライバルを圧倒するタイムを記録。タイム差がつきにくいコースで、2番手以下を約1.6秒も離しました。ちなみに2~8位は、1秒差に収まる大混戦!

IA-1の決勝ヒート1は、ホンダのマシンに乗る田中雅己選手(#113)のホールショットで幕を開けました。その田中選手は、レース中盤まで3番手をキープ。後半に小方誠選手(#2)と新井宏彰選手(#331)に抜かれましたが、5位に入賞しました。

IA-1決勝ヒート1のレース終盤、ホンダファクトリーチームの成田亮選手(#982)とカワサキトップチームの小方誠選手(#2)が、激しいトップ争いを展開。一度は小方選手が先行しましたが、最終ラップに小方選手がミスした間に、成田選手が再逆転!

IA-1決勝ヒート1では、トップを僅差で追っていたホンダファクトリーチームの山本鯨選手(#1)やホンダに乗る田中雅己選手(#113)がレース後半に少し遅れると、カワサキトップチームの新井宏彰選手(#331)がその背後に迫りました。

カワサキトップチームからIA-1に参戦する新井宏彰選手(#331)は、ヒート1のレース前半は5番手をキープし、終盤は山本鯨選手(#1)に肉迫するも抜けずに4位。ヒート2は、序盤から星野優位選手(#166)を僅差で追うも、逆転できずに5位でした。

IA-1の決勝ヒート2では、ホンダファクトリーチームから参戦する成田亮選手(#982)と山本鯨選手(#1)が、オープニングラップから何度となく順位を入れ替える、超し烈なチームメイトバトルを展開。ふたりのバトルは、9周目まで続きました。

IA-1決勝ヒート2で勝利した小方誠選手。レース前半は、成田亮選手(#982)と山本鯨選手(#1)のバトルを、すぐ後ろで静観していましたが、後半に入ったところでこれに加わりトップへ浮上。一度は成田選手に逆転されましたが、抜き返しました。

IA-1のタイムアタック予選を6位で通過した、ヤマハを駆る星野優位選手は、決勝ヒート1の1周目に転倒し、このレースは15位。しかしヒート2では、序盤から4番手の座を確保すると、背後に迫る新井宏彰選手(#331)を抑え続けて4位となりました。

両ヒート総合成績によるIA-1の表彰式。写真中央が、ライバルたちから手洗い祝福を受けた勝者の小方誠選手(#2)。同左が、小方選手と同点ながらも2位となった成田亮選手(#982)。同右が、今大会もまた3位となった山本鯨選手(#1)です。

IA-2の決勝ヒート1は、ホンダファクトリーチームから参戦する能塚智寛選手がホールショットを奪うと、そのまま独走して優勝。しかし能塚選手は、ヒート2のスタートで出遅れて1周目に転倒。追い上げ途中に再び転倒して、リタイアに終わりました。

ランキングトップで今大会に臨んだIA-2の古賀太基選手は、決勝ヒート1こそ序盤のペースが上がらず2位となりましたが、ヒート2では1周目から積極的な追い上げを披露してトップに立つと、後続を引き離してフィニッシュ。総合優勝を飾りました。

IA-2の決勝ヒート1で6位入賞を果たすと、ヒート2では横山遥希選手(#66)の転倒や道脇右京選手(#66)のパンクトラブルというラッキーもあり、IA自己最高位となる2位に食い込んだ北原岳哲選手。キレ味鋭いジャンプも持ち味としたライダーです。

IA-2の決勝は、IA-1と比べると接近戦は少なめでしたが、ヒート2では表彰台に上がれる総合成績3位の座を懸けた、目に見えない超し烈なバトルが展開されていました。結果、浅井亮太選手がこのレースで3位に入り、総合でも3位となりました。

IA-2の表彰式。写真中央が、トップに輝いた古賀太基選手(#922)。同左が、ヒート2で2位にとなった北原岳哲選手(#34)。同右が、内田篤基選手(#38)と同点ながらヒート2の3位が効いて、IA初表彰台に登壇した浅井亮太選手(#40)です。

レディースクラスは、このコースを得意とするディフェンディングチャンピオンの竹内優菜選手(#1)が、公式練習や予選から好調な走りを披露。決勝ではホールショットを奪うと、そのまま独走してトップチェッカーを受け、今季初優勝を挙げました。

レディースクラスの決勝でも、2番手以下は大混戦。2周目には、9台のマシンが僅差で連なりました。レース序盤は楠本菜月選手(#32)が集団をけん引しましたが、最終的には畑尾樹璃選手(#4)が2位、川井麻央選手(#8)が3位でした。

写真中央が、レディースクラスで勝利を収め、今季初表彰台に登壇した竹内優菜選手(#1)。同左が、1周目9番手から追い上げて2位となった畑尾樹璃選手(#4)。同右が、チームメイトの畑尾選手を僅差で追い続けた3位の川井麻央選手(#8)です。

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