快適な着心地が持続して林道ツーリングにも最適なジャージとパンツ

掲載日:2011年07月19日 オフロードアイテムレビュー    

快適なライディングを実現するための機能にこだわったアメリカンブランドが日本上陸。リボルトジャージとダカールパンツは、着心地や快適性を重視した、ライダーの意見が反映された開発の成果といえる製品だ。

 

写真/酒井一郎、長谷川徹、田島真一  レビュワー/石井正美、小川浩康

 

 

[ アイテム紹介 ]

KLIMはアイダホに本拠地を構えるアメリカのライディングギアメーカーで、ジャケット、ジャージ、パンツ、グローブ、カジュアルウエアといったアパレル製品をはじめ、ヘルメット、シューズ、ギアバッグ、プロテクターといった装具類までも手がけている。ライダーが求めているものに応えるために、つねにライダーの意見を製品作りに反映させ、ゴアテックス、ハイドラパックといった防水性、ケブラー、コーデュラといった耐摩耗性にすぐれた素材を用いることで、快適なライディング実現を第一に考えているのが特徴となっている。
今回はKLIM日本代理店スピードスポーツがおすすめするリボルトジャージとダカールパンツをテスト。
リボルトジャージは通気性と動きやすさを重視した縫製が特徴。ダカールパンツはコーデュラ素材で高い強度を実現しつつ、膝裏、股下、腰にストレッチ素材を配置してボディアクションしやすさも両立している。ベンチレーションとメッシュ素材で通気性を確保し、快適な着心地も実現しているという。

 

 

[ レビュー ]

レビュワーの身長は173㎝ 。ジャージはM、パンツは32インチをチョイスした。テストはXR230を使用し、河川敷ダートを走行して行った。
ジャージの肩とヒジにパッドが付いているけれど、動きにくさは感じなかった。素材はポリエステルで、袖の内側の脇の下から手首にかけてはメッシュとなっている。走行風を強く感じることはなかったが、小一時間ほど走行した後でもサラッとした着心地をキープしてくれていた。
パンツは生地の強度を感じる履き心地だったが、膝裏や股下といった稼働部分にはストレッチ素材が配置されているので、生地が突っ張ったり体と当たって痛みを感じるということは皆無だった。腿の前面と背面の計4箇所にベンチレーションが設置され、前面はファスナーで開閉可能。このファスナーを全開にして、時速30㎞以上で走ると走行風が抜けていく感じがハッキリと体感できた。ボディアクションを妨げず、換気性
も良好。メッシュ地で肌触りもいいので、夏場の林道ツーリングでも快適に履けるだろうと思った。

 

 

[ アイテム詳細 ]

①袖の中ほどにはステッチが設置。この部分で裁断すると袖口がほつれることなく半袖として着用できる

 

②ジャージの腰には裾のずり上がりを防止するシリコンがプリント

 

③太腿前面のファスナー付きベンチレーション

 

④裾はベルクロ止め。ブーツに合わせてピッタリとフィットさせたり、ルーズめに止めたりとファスナーより調整幅が広くなっているのが特徴

 

⑤着用図。落ち着いたデザインなので、モトクロスウエアが苦手なツーリングライダーにも着やすいだろう。豊富なラインナップはスピードスポーツのサイトで確認できる

 

 

[ 商品情報 ]

Klim

 

Revolt Jersey

価格/5900円

重量/250g

カラー/グレー、レッド、ブルー、オレンジ、イエロー、ブラック

サイズ/S~3XL

素材/ポリエステル100%

 

Dakar Pant

価格/1万8900円

重量/1350g

カラー/ライトグレー、レッド、ブルー、オレンジ、グレー

サイズ/30~38

素材/840デニールコーデュラ、1682デニールナイロン他

 

 

[ お問合せ ]

スピードスポーツ

TEL/011-378-1509

 

 

[記事提供]

ガルル編集部

こちらの記事もおすすめです

この記事に関連するキーワード

新着記事

タグで検索