ヤマハ TMAX
ヤマハ TMAX

ヤマハ TMAX – 一歩進んだバイクのカタチ

掲載日:2008年04月15日 試乗インプレ・レビュー    

構成/バイクブロス・マガジンズ編集部

新カテゴリーを切り拓いた
オートマチックスポーツ

近年登場した新しいカテゴリーに、「オートマチックスポーツ」というものがある。スポーツバイクでありながら、マニュアルミッションではなくオートマチックミッションを採用したバイクがこのカテゴリーに分類される。このオートマチックスポーツのはしりとなったモデル、それがTMAXだ。デビュー年である2001年ごろはちょうどビッグスクーターが大流行を始めた時期。主要メーカーがこぞって250ccクラスに新型車を発表する中、500ccの水冷2気筒エンジンを搭載した大型スクーターの登場が、大きな衝撃であった。スクーターの持つ快適さや利便性を持ちつつ、モーターサイクルとしてのファンライドを実現するTMAXのコンセプトは、昨今流行しているオートマチックスポーツの源流とも言えるもの。

ヤマハ TMAXの画像

また、TMAX自身も初期からモデルを重ねるにつれ、よりスポーツ性能を高めてきており、ヨーロッパでは日本国内に先立ってフルモデルチェンジが行われ、さらにスポーティな1台へと生まれ変わっている。今回試乗するTMAXは、国内現行モデルで欧州モデルより1世代前になるが、デビュー年より熟成が繰り返された完成形といえるもの。早速噂に聞く新カテゴリーのモーターサイクルを体感してみることにしよう。

ヤマハ TMAXの特徴は次ページにて

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