ホンダ GOLDWING GL1800
ホンダ GOLDWING GL1800

ホンダ GOLDWING GL1800 – 圧倒的な存在感を見せ付ける

掲載日:2010年01月07日 試乗インプレ・レビュー    

構成/バイクブロス・マガジンズ編集部

圧倒的な存在感を見せ付ける
究極のラグジュアリークルーザー

日本国内向けに販売されているバイクの中で最も大きく、そして最も高価なモデル「ゴールドウイング」は、ホンダの誇るフラッグシップモデルだ。生産拠点は北米オハイオ州のホンダ・オブ・アメリカ・マニュファクチュアリンに置かれ、本来はアメリカ市場に向けた車両だが、日本向けに正規輸入が行われている。国内最大排気量となる1,832ccの水平対向6気筒エンジンを、数々の豪華装備が奢られた車体に搭載した威風堂々たる出で立ちは圧倒的な存在感で、まさにホンダラインナップの最高峰としてふさわしいもの。価格もそれに応じた設定となっているため、おいそれと手を出せるモデルではないが、今回は試乗インプレッションを通して実力の片鱗を知る好機を得ることが出来た。自分が知り得る中では最もラグジュアリーなバイクと言えるゴールドウイングを、さまざまなステージでじっくりと味わってみたい。

ホンダ GOLDWING GL1800の試乗インプレッション

ホンダ GOLDWING GL1800の画像

走り続けたくなる快適さと
驚きのスポーツ性能

ゴールドウイングの乗り味を一言で言い表すならば、「快適」という言葉に尽きる。実際これほど安楽なバイクに今まで乗ったことが無かったのだから、こう言い表すべきだろう。確かにゴールドウイングは大柄なバイクだし、国産車の中でも特に重量が重く、実車を前にすると圧倒されてしまうかもしれない。しかし、実際に乗って…いや、跨ってみると、取り回しが想像以上に良いことに驚く。確かに重量車なのだが、重心が低くバランスが良いため、跨ってしまえばバックや切り返しもさほど苦にならず、いざという時のバックギアがあるため神経質になる必要が無い。「あれ、意外と扱いやすいかも」と思いながら実際に走り出してみると、これはもうバイクと言うより走る絨毯のような心地良さだ。低回転から大トルクを発生させるフラットシックスは、振動も少なくまさに“シルキー”といった形容詞が似合うフィーリングで、巨体を苦も無く望む速度へと加速させてくれる。ABS付きのブレーキはコントローラブルで、不安を感じさせることが無いため、これだけの大型車にも関わらず走行時にストレスは感じない。今回の試乗では夜の高速道路を延々と走ってみたのだが、余裕あるエンジンと乗り心地の良い車体に身を任せ、オープンエアミュージックを楽しみながら走っていると、正直言って止まることが億劫に感じてしまう。グリップヒーターとシートヒーターで暖をとりながら、オートクルーズで夜道を流していると、こんなに快適でいいのかと心配になってくるほどだ。

もう一つ驚かされたのが、ゴールドウイングのスポーツ性能の高さ。重くて大きいバイクだからワインディングなどは大変では…と想像していたのが、これが思いのほか良く曲る。フロント回りに重さは感じるものの、アクセルワークと軽いリーンでスムーズな走りが楽しめた。さすがにタイトなコーナーは得意ではないが、慣れてくれば快適なペースでワインディングも楽しめる。また、普段はシルキーなエンジンも、思い切り良くスロットルを開けると怒涛の加速を楽しませてくれるのも面白い。高速道路での追い越しなども、右手の操作だけで余裕。重そうだからあまり走らないのでは…と思っていたが、意外なパフォーマンスに少し感動してしまった。ただ、ロングツーリングを主眼に据えた大型モデルだけに、混雑する都心部では本来の快適さを十分に味わえないので注意した方がいいだろう。それを考えても、このバイクの心地良さは素晴らしいもの。このバイクを持つ余裕と楽しむ場所を確保できるなら、最高のパートナーとなってくれるはずだ。

ホンダ GOLDWING GL1800の特徴は次ページにて

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