ヤマハ ドラッグスタークラシック400
ヤマハ ドラッグスタークラシック400

ヤマハ ドラッグスタークラシック400 – 中型を超えた威風堂々の佇まい

掲載日:2007年10月31日 試乗インプレ・レビュー    

70年代にスタートしたヤマハ
クルーザーの代表モデル

今回紹介するドラッグスタークラシック400(DSC4)を初めて見たのはヤマハの試乗会。中型のクラスを超えたボリューム感には正直面食らった。直前にドラッグスター250乗っていて、その後DSC4に乗り換えたときに、そのボリューム感から最初は同じドラッグスターシリーズの1100ccと勘違いしたほど。「ドラッグスター」を始めとした、いわゆる“アメリカン”をヤマハでは「クルーザー」と呼んでいる。ヤマハのクルーザーシリーズの歴史は長く、30年近くさかのぼる。そのルーツは1978年に発売した「XS650スペシャル」だ。他社に先駆けて、日本のバイク市場に“アメリカン”というカテゴリーを創出。その後、XS750スペシャルをはじめ、シングル、並列2気筒、並列3気筒、Vツインなど、続々とバリエーションが誕生することになる。

ヤマハ ドラッグスタークラシック400の画像

そして、国内では1984年に「ビラーゴ」として本格的にシリーズ化をスタート。日本人が持つアメリカンというイメージを、より具体的にしていった。1996年にヤマハのクルーザーシリーズの第3世代として「ドラッグスター400(DS4)」が登場する。ドラッグレースを走るマシンのロー&ロングなイメージを持ち込み、そのスタイルと400ccというクラスを超えたボリュームが人気を呼び、発売から4年間に渡って小型二輪市場で首位を獲得する。DSC4はそんなDS4の派生モデルとして1998年に登場。ファットなフロントタイヤに深い鉄製フェンダー、サドルタイプのシートやフットボードなど、DS4にクラシック・アメリカンテイストを塗したモデルだ。

ヤマハ ドラッグスタークラシック400の特徴は次ページにて

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