ホンダ CB250R(2022)

掲載日:2022年08月24日 バイク購入ガイド        件のユーザーレビュー

文/杉山 研二

ホンダ CB250R(2022)
HONDA CB250R(2022)

アシストスリッパークラッチを新たに採用
凝縮感あるスタイリングのネイキッドモデル

CB250Rは、凝縮感あるスタイリングに単気筒エンジンを搭載したネイキッドバイクです。2018年に日本国内向けに発売、2019年モデルからはサスペンションの見直しでシート高がわずかに低くなりました。そして最新の2022年型では、平成32年(令和2年)排出ガス規制に対応し、アシスト&スリッパークラッチとギヤポジションインジケーターを新たに装備。また、フロントの倒立フォークはショーワ製SFF-BP採用となりました。

パワーユニットはDOHCの水冷単気筒エンジンです。スロットル操作に対しリニアな加速感を得られる出力特性を持ち、最高出力は20kW(27PS)/9,500rpm、最大トルクは23Nm/7,750rpmを発生。単気筒らしい歯切れの良い排気サウンドなども魅力です。新採用のアシスト&スリッパークラッチは、レバーの操作荷重を軽減するアシスト機能と、シフトダウン時の後輪ホッピングを軽減するスリッパー機能を備えたものです。

車体骨格は、高張力鋼を用いたスチールフレームです。ピボットプレート部分をメインフレームから独立させることで後輪荷重を軽減し、軽量化と高い運動性能を両立しています。また、軽量アルミホイールとラジアルタイヤに加え、路面追従性を追求したショーワのSFF-BP倒立フロントフォークにより走行性能を向上。フロントブレーキには対向4ポッドラジアルマウントキャリパーを採用し、急制動時の後輪浮き上がりを抑制するIMU付きABSも標準で装備しています。

インストルメントパネルにはフルデジタルの液晶メーターを採用。ピークホールド機能付きのタコメーターやシフトアップインジケーター、新たに追加したギヤポジションインジケーターなどを表示します。シート高は795mm,車両重量は144kg。車体色はマットガンパウダーブラックメタリック、マットパールアジャイルブルー、キャンディークロモスフィアレッドの3種類。車両価格は消費税10%込みで56万4,300円、発売は7月21日です。

ホンダ CB250Rのここがポイント!
  • ● 凝縮感のあるスタイリングと軽量コンパクトな車体
  • ● レバー操作を軽くするアシスト&スリッパークラッチ
  • ● 路面追従性を向上するショーワ製SFF-BP倒立フォーク

ホンダ CB250Rのライバルはこれだ!

  • ヤマハ
    MT-25 ABS

    直列2気筒エンジンを搭載したネイキッドスタイルのロードスポーツモデル。最高出力26kW、車重167kg、シート高は780mm、消費税10%込みで63万2,500円。

  • カワサキ
    Z250

    軽さと力強さを併せ持つスーパーネイキッド。水冷並列2気筒エンジン搭載、最高出力27kW、車重164kg、シート高は795mm。消費税10%込みで61万500円。

  • スズキ
    ジクサー250

    エンジンオイルで冷却を行う油冷方式の単気筒を搭載したロードスポーツモデル。最高出力19kW、車重154kg、シート高は800mm。消費税10%込みで44万8,800円。


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