【Page5】シャシーの勝ったサーキット&ストリート兼用熟成パッケージ

掲載日:2010年02月10日 特集記事DOHC4バルブ空冷直4の楽しみをここに!    

記事提供/2009年10月1日発行月刊ロードライダー 10月号
チームCB's/市本ホンダ販売 [TEL]0288-22-0594 〒321-1273栃木県日光市吉沢252

 

   
   

1. フォークはCB1300SFφ[FCは39→]43mmだが、ハンドルはコワース製セパレートをトップブリッジ下にマウン卜。右マスターもブレンボ製ラジアルに換えるなど、サーキット走行、峠走り両方に最適化したコクピット。メーター、ライトなどは純正だ2.3.4. 750Fベースのエンジンはワイセコ製ピストンにより749→823ccにスープアップ。キャブはFCRφ37mm、EXはオーナー持ち込みによるスーパーバイク製メガホン。バックステップは操作性の良さからサーキット等でも定評の高いアグラス製に5.6. 2.50-18/3.00-18 (FC)→3.50-17/6.00-17サイズのホイールはCBR954RR純正。スイングアームは全長、サス受け位置などを17インチ仕様のCB-F用にオーダーしたウイリー製ビッグ目の字で、これにオーリンズショックをレイダウン装着

 

シャシーの勝った
サーキット&ストリート兼用熟成パッケージ

ショップ名からも分かるようにCB-F系やCB-R系を数多く手がけてきたCB's。この750Fは「サーキットも走れて遊べる仕様」をテーマに手を入れたという1台だ。

 

「ホイールはCBR954RR用だけど、フォークはバンク角を稼ぐために自由長の長い1300SF純正を使ってます。サーキットランも使用目的に入ってるので、そのあたりはしっかりって感じですね」 (同店代表・市本さん)

 

前後17インチ、ハイグリップラジアル装着が前提ということで、フレーム補強も実施。一方、エンジンはワイセコ製ピストン組み込みによるボアアップのほかは、基本的にオーバーホール&吸排気系変更のみのチューンに留めている。

 

「これはずっと前から言ってるけど、少しでもパーツが手に入るうちに、まずはオーバーホール(P40~も参照)。でも最近はジェイズさんがいろいろとパーツを作ってくれてるので、エンジンの問題さえクリアできればCB-F系、以前より乗りやすくなってきてると思いますよ。ウチでもここ1~2年、微妙に増えてる感じするしね」 (同)

 

この車両を見ても分かるように、同店にはもはや“スぺンサー仕様”の縛りはほとんど存在しないようだ。セパハン、取り外しの容易なZ2ショートミラー(右のみ)、小径ウインカーなどといったパーツは、サーキット走行での利便性にもつながっている。

 

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