掲載日:2019年01月24日 原付漫遊記 › 松本よしえのゆるカブdays
え・文・写真/松本よしえ
カブらしき二輪車に人を乗せてみました。じぃ~っと見つめていると顔に目を入れてみたくなりますが、実現するには米粒写経をするくらいの集中力が必要かと思われます。
まずは画像をご覧くださいませ。これ、指先に乗るほどの小さな代物でして鉄道模型のジオラマなどに使われる1/150スケールの極小フィギュアなのでございます。箱には「バイクセット」と名前があるだけ。とくに車種は特定されていませんが、どこから見ても立派なカブではありませんか。
おそらく巷に存在する一番小さなカブの意匠ではないかと手に入れてみました。この小さなカブらしき乗り物はジオラマではどんな風に扱われるのでしょう。鉄道模型ですから車窓から眺める風景を想像すると、踏切り待ちや線路沿いの道をのんびりと走る場面など妄想は膨らむばかり。
世の中のたくさんの人が心に描く昭和を感じさせる風景の一部にカブがいるのかもしれません。スーパーカブが立体商標に登録されたのは2014年でしたが、たとえ名のらなくてもカブと認識できる形状はミニマムな世界にもあるのだと感心します。あくまで鉄道模型の添え物的な極小フィギュアですが郵便配達や出前配達バージョンもあり、なんだか気になってしまう存在なのです。
箱入りの「バイクセット」です。スクーターも入って800円ほどで購入。
隣にアオシマのカプセルトイ1/32フィギュアを並べると小ささが際立ちます。
フェラーリディーノ246GTの横にカブ! スケール感がだいたい一緒だ!
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