カブ生活

ゆるカブ第七十回「場外の築地もカブは熱いっ!」

掲載日:2018年02月11日 原付漫遊記松本よしえのゆるカブdays    

え・文・写真/松本よしえ

築地場外、年の瀬の人混みに紛れてカブ発見!従来のサイドスタンドは使わず、ロングスタンド(松本が勝手に命名)だけで自立しています。現役の働くカブらしい姿。それにしてもすごい人でしょう。10分くらい粘って人が一番少ない瞬間に撮影したのですよ。

前回に続いて2017年12月30日の築地を激写。今回は通称『築地場外』と呼ばれる市場の外に広がるエリアです。波除(なみよけ)通りはご覧のとおりの人混みで、観光や正月に向けた買い物をする人でごった返しておりました。そして築地場外には場内に負けず劣らず個性的なカブがあふれております。重い荷物を支える長~いサイドスタンドをご覧くださいませ。これ、以前に知人がファッションで装着していたので現物は知っていたのだけど、本物は迫力がありますねぇ。

人の流れをカブが縫うように走っていくのも見かけましたよ。で、そんな中でカブに近寄って写真を撮っていたら外国の方が笑っている。曖昧に笑い返したら、近寄ってきて写真を撮られました。どうやらヘンな日本人だと思われたようです。

荷台が長いのは長物が多い青物関係のお店だからでしょうか。透明のスクリーンが大きいですね、これなら真冬の風もへっちゃらです。効果絶大でしょう。

荷台に差し込んだ木製の部品に注目!市場ではリアキャリアに木枠をぶらさげるカブをよく見かけます。荷台の積載力を上げるために手作りしたもので、よく使い込まれています。どれだけ重い荷物を積むのでしょう。

前の写真の手造りされた木枠はこのように使います。これならプラのカゴが後ろへ滑り落ちる心配もありません。載せる荷物の重さに合わせて、いろいろなタイプを見かけました。

築地市場の海幸橋(かいこうばし)側の門前にある波除神社です。市場関係者が『ターレ』と呼ぶ『ターレットトラック』の電動車がヒュルヒュルと走っています。この日、わたしはエンジンタイプのターレを一台も見なかった。昨年は何台かいたのですが、ついに絶滅したのか!?

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