掲載日:2017年12月10日 原付漫遊記 › 松本よしえのゆるカブdays
え・文・写真/松本よしえ
カブ愛好家が集まるカフェカブの会場は新しい出会いと発見の場です。見学するだけでも楽しいので興味のある方は来年ぜひ!
引き続き第21回「カフェカブミーティング in 青山」です。カブ愛あふれる会場はカスタムしてピカピカのカブがいっぱいです。その中には「ヤレ感」と呼ばれる独特な世界観があります。“ヤレ”というと「くたびれた」みたいなマイナスの印象を持たれる場合もありますが、カブ愛好家の間では「いい感じにくたびれた」味のある経年変化を指すことが多いです。
たとえばビンテージのジーンズならば、デッドストックの履かれていないまま時を刻んだ状態もあれば、働いて膝が抜けたりペンキが付いたりといったダメージしているものがあります。それが味のある佇まいとなっている状態はマニアにとって好もしいもの。これはそのままカブにも当てはまります。一見、なにもしていないように見えても、浮いた錆びを落としたり、レッグカウルを針金で継いだり、手の入れ具合とバランスに持ち主さんのこだわりが滲みます。
一方で対極にあるのは、あっと驚くカスタムを施したカブでしょう。エンジンと車体はカブなのだけど手作りパーツが満載。排気量がちがう別のバイクの部品を導入して見たこともないカブをつくり上げる方がいます。カフェカブは自走が基本条件なので、どのカブもちゃんと走れるコンディションなのが素晴らしい。どんなカスタムも持ち主さんのカブ愛がさく裂しているのは間違いなくて、じっと見つめていると走っているところを見てみた~いっ!いつか参加者のカブが青山をパレードする日を夢見ています。
このまま仙台から走ってきたそうです。ヤレ感を残したまま長距離を走れるコンディションは素晴らしい!さぞかし目立ったことでしょう。アイスキャンディの箱も本物ですよ。
きゃーっ、このフロントのサスペンションはどうなってるの? タイヤ側面の白と赤がバッチリ効いています。写真では見づらいけど木製のキャリアやブレーキペダルなど、細部にもこだわっています。
四角目のカブ90がここまで変身する!前後輪はVT250のブーメランコムスターを履いています。スクリーンはどっかで見たことあると思ったらカタナ750!キャブレターはミクニ・ソレックス(改)。数多くのパーツを自作してここまで仕上げたのはすごい。入賞しなかったのがウソみたいな一台です。
カラフルなスポークスキン(スポークラップ)でお化粧。これならカスタム初心者でも手が届く!? 装着するにはコツがあり、ひたすら忍耐で頑張るそうです。
カブのカフェレーサーは3位入賞。サーキットでスポーツ走行を楽しむ実力派。どんな乗り味か興味津々です。これはCBのタンクかなぁ。コロナのツーリングバッグが懐かしいです。
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