カブ生活

ゆるカブ第二百六回「林道ばばばっ&登山もいいね♪ 後編」

掲載日:2023年12月24日 原付漫遊記松本よしえのゆるカブdays    

え・文・写真/松本よしえ

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檜枝岐村の「燧の湯」脇からCT125とセローで川沿いの林道を約12㎞。約40分走ると馬坂峠の登山口へ到着します。途中の堰堤で一休み。渓流釣りの車やオフロードバイクとすれ違います。

ガチな林道を走るならタイヤやサスを交換した~い!?

尾瀬沼を気持ちよ~く歩いた翌日、お次は檜枝岐村から林道でアクセスできる山へ。登山口まで林道を走って登山を楽しむ計画です。じつはCT125では山の自然水を汲みに行くくらいの林道しか走っていなくて、往復20㎞を越える距離ははじめて。はたしてどんな走り心地なんだろうと、期待でワクワクします。

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この日の早朝、箱女N嬢は一足先に離脱。キャンプ場を早朝に出発し、国道352号経由で小出へと走りだしました。帰路は野沢温泉に浸かったり、直売所で農産物の買い物をして大きな箱をいっぱいにしたとか。

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箱女セローのK嬢とCT125の二台は檜枝岐村の「燧の湯」脇から舟岐川沿いの林道(川俣檜枝岐林道)を「ばばばっ」と走って帝釈山の登山口(馬坂峠)へ。ここは福島と栃木の県境です。車が20台くらい駐車できる広さがありました。

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帝釈山(標高2,060m)と田代山(1,926m)を目指してGO! 先行するK嬢は歴30年以上という頼もしい山の先輩(10歳以上年下なんだけどね)です。帝釈山山頂までは木製の階段をガシガシ上るのが辛いけどゴゼンタチバナの赤い実に励まされます。

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帝釈山の山頂はお天気がイマイチ。晴れていれば燧ケ岳や越後連山、鳥海山まで見渡せる360度ぐるりの展望らしい。

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気を取り直して田代山へ向かいます。途中の岩場をハシゴで下り、山道を上り返して進むとツルリンドウの花と実が一緒に咲いているのを発見。

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田代山は台地状の山頂が広大な湿原になっています。その山容から"プリン山"とも呼ばれます。到着したときは雲の中と紛う真っ白な景色でしたがみるみる青空に変わり、一方通行の木道を歩いて池塘と秋の湿原を堪能しました。つぎは"〇っちんプリン"持参で写真を撮りたいなぁ。二枚目の写真はK嬢が撮影。

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再び登山口へ戻って林道を下山中、オフ車のお兄サマ軍団と遭遇。楽しく記念撮影の運びとなりました。皆さんは県境を越えて栃木県の川俣湖方面へ。後日、送っていただいた写真には箱女二台が走り去る姿があり、感激ですっ! 3枚とも塩田正彦さんが撮影。

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その夜、キャンプ場で同宿の方から釣果の差し入れが。檜枝岐村は渓流釣りの聖地としても知られています。イワナとキノコをホイル焼きにしていただきました。ご馳走様です。

さて、今回の旅は総距離832kmで平均燃費は64.5km/L。キャンプしながら林道や登山を楽しみました。わたしのCT125の足回りはノーマルのままだから、ツーリングとしてオンロードを走るのは快適だけど、いざ林道を走ってみるとオフ車のようにはいきません。とくに下りでは車体が跳ねて、後ろを走るセローのK嬢はきっと走りにくかったはず。で、いずれは「前後のサスとタイヤを交換したいな~」と、新たな野望を心に秘め、ゆるゆるとカスタム道にハマりつつあります。

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