カブ生活

ゆるカブ第百三十五回「真夏のスイカ運びチャレンジ」

掲載日:2020年09月20日 原付漫遊記松本よしえのゆるカブdays    

え・文・写真/松本よしえ

ゆるカブ第百三十五回「真夏のスイカ運びチャレンジ」メイン画像

新潟県魚沼市で名産のスイカを購入。これから東京まで約250㎞。カブのベトナムキャリアにスイカを積んで走ります!

ベトナムキャリアでスイカを運べるか、やってみよう!

初めてカブでキャンプ旅に出かけたとき、それまで大型バイクに積んでいた大容量のキャンプ道具が90㏄のカブにあっさりと積めてしまうことに驚きました。さすが実用車! 新聞や牛乳を軽々と運べるだけのことはある。ちなみに羽カブ号でキャンプ道具を積むときはリアキャリアに振り分けバッグを装着し、その上に防水バッグを積むのですが、カブのキャリアはほかにもレッグカウルの上に小さいものを付けています。これは通称ベトナムキャリアと呼ばれ、ふだんは地図やタンクバッグなど軽めの荷物を積むくらい。ところが先日、取材帰りに大きなスイカに出合ってしまい、そこにスイカを積んでみたのです。

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新潟県魚沼の名産「八色スイカ」です。お店のお姉さんが「重いのがいいわよ」とポンポン叩いて選んでくれました。規格品より小さいのでB品だとか。右手の800円を購入。帰宅後に量ったら5.2㎏ありました。

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酷暑の最中、東京にいる家族に美味しいスイカを食べさせたい! その一念でベトナムキャリアに載せて持ち帰る決心をしました。ヘルメットよりデカい!?

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走り始めて10㎞ほど。東京までまだ240㎞あるのに、なんだか雲行きが怪しくなってきた。

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スイカをニーグリップして走るとこんな感じ。エコバッグに入れて落下防止用に登山用具のカラビナで固定。レインウエアとタオルを敷いてスイカの座布団にしています。それでも信号待ちでゴロリと落としそうになること数度!

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セルフのGSで給油の一コマ。シートで挟んで自立しております。スタンドの店員さんに笑わたなぁ。

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道中はR17沿いの道の駅やコンビニで休憩を取りつつ走行。100均(ダイソー)を発見して自転車用ネットを購入。キャリアに固定できて一安心と思いきや、スイカの重量が勝って転がり落ちそうになる。やはりニーグリップは必須だ!

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深夜に東京着。かなりヒヤヒヤしましたが無事にスイカを運びました。今回はソロキャンプをする取材で福島から新潟を駆け抜けたのですが、改めて写真を見るとなかなかの過積載。

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丸ごとのスイカは久しぶりでした。東京で買ったらウン千円か!? 甘くてジューシーで果肉もみっしり! さすが「八色スイカ」はおいしいと、家族も大喜びでした。

新潟県魚沼市でスイカを購入しR17を淡々と走って東京まで。途中、雨に降られもしましたが、なんとか無事にスイカを運ぶことができました。意外だったのはキャンプ道具でリアが過積載気味だったのが、ベトナムキャリアに載せたスイカの重量のおかげか安定して走りやすくなったこと。ニーグリップしないと落とすという適度な緊張感もあり、眠くなることもありませんでした。で、この成功に気をよくした“ゆるかぶよしえ”はスイカが大丈夫ならメロンやカボチャもイケるのでは(笑)と、ベトナムキャリアの新たな活用方法を模索中です。

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