掲載日:2020年05月03日 原付漫遊記 › 松本よしえのゆるカブdays
え・文・写真/松本よしえ
本日、屋外整備につきマスク姿で失礼します。羽カブ号はサイドカバーの内側に交換用のウインカーバルブを格納しています。これなら突然球切れしても慌てません。
この記事を書いているのは連休直前のこと。世はコロナウイルス感染拡大の影響を受け、自粛の嵐が吹き荒れておりまして、みなさまの中には「今年のGWはカブいじりだな」と、お籠りを決め込む方も多かったのでは。
かくいう“ゆるカブよしえ”も重い腰をあげ、見ないふりをしてきたアレコレに着手。で、今回は初歩の初歩! ウインカーバルブを取り上げます。球切れは期せずして起きるもの。初心者さんは予習がわりに、ベテランライダーさんは「えーっ、カブは勝手がちがうじゃん」などと慌てないためにご覧ください。
まずはサイドカバーを開けます。羽カブ号(HA-02)のサイドカバーは硬貨でも開けられるタイプのマイナスネジに交換しています。車載工具はこの中にあります。
カブの車載工具を並べてみました。整備はしないという人も一度はぜひご自分の車載工具をご覧になってください。ツーリング先でミラーが緩むこともあるかも。最小にして実用的な工具が揃っていますよ。
サイドカバーの内側です。カバーのボトムの金属爪が車体側の受け部分に刺さって留まります。ネジを緩めた途端にサイドカバーを取り落とすなんて悲劇は起きません。何気ない配慮がうれしいです。
車載工具のプラスドライバーを取り出してレンズを外します。
バルブを外してみましょう。ウエッジバルブを着脱する手ごたえを知っておくとよいですよ。
モーターサイクル用のウエッジバルブです。以前は2コパックだったけど単品パックで販売されています。値段は単品で200円くらい。
車載用の予備バルブを保護するためにプチプチ(エアキャップ)で包むつもりでしたが、交換した空のパックを再利用して二重にしました。
車載工具と干渉しないよう納めます。サイドカバー内で予備バルブが遊ばないよう両面テープで接着しました。
じつは今回は実体験が元になっています。都内を走行中に球切れしたのがキッカケで、これまでもツーリングや長距離走行の荷物に予備を忍ばせていたものの、やはり車載するほうが便利だなと。ちなみに都内のGS(セルフ)で聞いたらバルブ単品が880円! 都心のホームセンターでは扱いもなく、手信号でヒヤヒヤしながら帰宅しました。その後、バルブ単品を200円ほどで購入。小さな備えが安心に繋がります。
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