掲載日:2010年02月08日 特集記事 › 絶版原付2種“原ツー”で楽しむ小旅行
記事提供/2009年6月1日発行 絶版バイクス1
最小排気量で最長距離走行お疲れ様でした!! ヤマハトレール時代の礎を築いたのが、68年に発表されたDT-1だとしたら、ヤマハトレールシリーズを、もっともポピュラーにしたのが「ミニ」シリーズだろう。
初代ミニシリーズは、ロータリーディスクバルブ仕様の前傾エンジンを搭載していたが、72年にはRX50やMR50に搭載された新設計の縦型エンジンを採用。車名もGT50/GT80に変更された。以後、ミニトレの愛称で親しまれたGTシリーズは、原付モデルのベストセラーバイクとして、ヤマハ車の原付クラスのセールスをリードした。
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| FT50/JT60時代は前傾エンジンだったが、新世代縦型2ストロークエンジンになってからは車名をGT50/GT80へと変更。扱いやすいエンジンはチューナーにも愛された。 |
坂本さんが小旅行の相棒に選んだミニトレは、72年に発表された初代モデルの80cc版。発表当時はトルクフルで力強いと表現されたが、さすがに最高速ではリトルツイン軍団に叶わず、全開に次ぐ全開走行を強いられた結果、小旅行最後の最後でオーバーヒートに見舞われてしまった。
そんな状況でも、休憩&エンジン冷却後には、何事も無かったかのように普通に走ってしまったタフネスさに、ヤマハ2ストロークエンジンの底知れぬ逞しさを感じたのでした。
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ミニトレ80で参加した坂本さんは、自宅の東京から集合場所の渡良瀬遊水池前、道の駅「きたかわべ」に到着するまでのあいだに、当日の僕の全走行距離をすでに上回る走行距離のようでした‥‥ オツカレサンでございました。次は一緒にツインかな~♪(たぐち)