【Page5】参加バイクをチェック「YAMAHA SPORT RD125 1974」

掲載日:2010年02月08日 特集記事絶版原付2種“原ツー”で楽しむ小旅行    

記事提供/2009年6月1日発行 絶版バイクス1

気が付けば「ヤマハ車ばかり」だった小旅行。

参加バイクをチェックすると……

どんなに頑張っても80km/hしか出ないリトルツイン!?
その原因は「吸入エアー量の不足」なのか‥‥

個人売買にて購入後、エンジン始動は比較的容易に行えたというRD125。しかし、今ひとつ調子が出ないので、点火時期調整を始め、基本メンテナンスを実践した。

 

走行テストに入るもメーター読みで80km/hしか出ないため、原2仲間に相談。走行フィーリングでは「空気の吸入量が足りないのでは?」との見解になり、エアボックスに追加吸入穴を数箇所開け、吸い込み量を増やした結果、現在では100km/hは出るようになったそうだ。

 

カスタムポイントは、楽々ポジションを求めたハンドル交換と夜間走行時の安全性を高めるためにヘッドランプ交換。H4バルブ対応に。このランプ交換による効果は絶大で、今回の小旅行でもナンバー1の明るさだった。

 

「9000rpmでアドレナリン全開!! でも、速度は60~70キロなので意外と安心」「原2は大型車と違ってすぐに満開ができるから楽しいです」と介川さん。

 

介川文彦 Fumihiko SUKEGAWA (茨城県在住)

RD125を購入する以前はカワサキKE125を原2の友としていた介川さん。彼もリトルツインの増殖とともに74年型のRD125を購入。好きな時に全開満開!!で走れるRD125の魅力にハマりつつある。穴開きエアボックス仕様の吸入音は最高でした!!(たぐち)

 

 

 

 

 

基本的なデザインは初期型RD125と変わらない74年型のRD125用メーター。表示2万2000km走行は、おそらく実メーターだろう。やはりタコメーター付きは楽しい。

基本的なデザインは初期型RD125と変わらない74年型のRD125用メーター。表示2万2000km走行は、おそらく実メーターだろう。やはりタコメーター付きは楽しい。

この手のデザインのリアキャリアがオプション設定で準備されていたのはいつ頃まで?当時は需要が多かったため、各車パーツリストの中にオプション品として表記された。

この手のデザインのリアキャリアがオプション設定で準備されていたのはいつ頃まで?当時は需要が多かったため、各車パーツリストの中にオプション品として表記された。

RD125のボア×ストロークは43×43mmのスクエア。一方、90ccシリーズのHS-1/HS90/HX90の場合は、ボアダウンで90ccにした36.5×43mmとなっている。

RD125のボア×ストロークは43×43mmのスクエア。一方、90ccシリーズのHS-1/HS90/HX90の場合は、ボアダウンで90ccにした36.5×43mmとなっている。

90ccクラスは単気筒エンジンのRD90になってディスクブレーキを採用したが、90ccツイン時代はすべてドラムブレーキだった。AS-2とAX125のみが2リーディング式を採用した。

90ccクラスは単気筒エンジンのRD90になってディスクブレーキを採用したが、90ccツイン時代はすべてドラムブレーキだった。AS-2とAX125のみが2リーディング式を採用した。/p>

 

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