掲載日:2019年09月29日 プロが造るカスタム
取材協力/ケイファクトリー記事提供/ロードライダー編集部 ※この記事はロードライダー特別編集『ザ・カスタムマシン2018』に掲載された内容を再編集したものです。
注目モデルであると同時に、今後長く売られ、その間にゼファーやZRXのような位置づけになると思われる、Z900RS。既に多くの車両を街中で見かけ、多くのアフターパーツがリリースされてきた。その先頭にいると思えるのが、ケイファクトリー。
写真はその自社パーツやBSTカーボンホイール、マジカルレーシング・カーボンハンドルバー等を装着した同社のデモ車だ。“何でもできるバイク"(同社代表/桑原さん)としての可能性を投影した提案車とも言え、前後サスはフロントがオーリンズ正立RWU、リアはSTDのホリゾンタルバックリンクでなく、あえてのツインショック仕様。ネイキッドにはこのスタイルとしての考えを形にしたもので、スイングアームの受け、アッパー側(フレーム)へのアダプターがセットで市販に移されている。
またアルミテールカバーはカウルそのものを換えることなくテール部分をロングに見せて全体のシルエットを引き締め、フェンダーレスキットも当初のシルバーのみから、ユーザー要望でブラックを設定するなど、市場動向も見つつの提案は今後も続く。マフラーもZ900RSに合うフォルムのチタン製(車検対応のCLR-R+=焼き色あり=写真はプロトタイプ。CLR+=ピュアチタンも設定)、ほかにも車検対応でサイレンサーが自由になるサイレントテールパイプシステムも用意している。
時勢とともに進化し、かつユーザーフィードバックを行う見本としても注目できる1台だ。
マジカルレーシング製カーボンテーパーバーをKファクトリークランプでマウント。ビレットレバーとガードもKファクトリー。ステムは現状プロトタイプ。
アルミテールカバーはテールを長く見せてシャープなルックスを作るのに有効。340mm長で成形、バフ仕上げ品が6万2640円、自分で加工したい人用の平板が1万3824円。フェンダーレスキットはブラック仕様を追加。
ラジエーターにはコアガードに加え、ラジエーターサイドカバーも装着。ジュラルミン製ベース+パイプで、オイルクーラー風の外観も作り出す。
ステップやエンジンハンガー等の削りパーツは写真のブラックと、シルバーの両面展開。Z900RSに合わせたエキパイデザインのチタンEXも装着。
愛車を売却して乗換しませんか?
2つの売却方法から選択可能!