『ウェア屋さんのひとりごと』

駐車場の誘導をしながら思うこと

掲載日:2013年01月17日 タメになるショートコラム集ウェア屋さんのひとりごと    

Text/Junichi FUJIMOTO ( RS TAICHI )

新年あけまして…と言うには時期を逸した感もありますが、今年最初の投稿となりますので、本年もよろしくお願いします。さて、先日の3連休には、RS タイチ本店が1月15日より全面改装を行うにあたり “アウトレットセール” を開催しました。特に初日となる1月12日には開店前からお客様のオートバイや4輪で溢れかえり、警備員が居るにも関わらず駐車場の中はパニック寸前(いや、既にパニックだったかな)でした。私は制作関連の作業で出社していたのですが、「こりゃイカン!」とばかりに駐車場内の誘導に乗り出したのです。

4輪に関しては警備員に任せて、私は扱いに慣れている2輪の誘導を主に行いましたが、時にはお客様の車体をお預かりして移動するなど、体力勝負的な要素もあります。また、2輪と4輪が共通で使用する通路もあるので、4輪の通過を確認し、特に出入りの際は危険な要素が多いので周囲の交通状況を確認しながら慎重に誘導する必要があり、毎度のことながらとても神経を遣います。

こういった駐車場の誘導ですが、ショップにとっては接客と同じくらいに大切なことだと思っています。例えばご自身で混み合う場所へ行った時、現場の誘導が悪いことでイヤな思いをした事はありませんか? 長い時間待たされて、やっと入れたと思ったら段取りが悪かったり、挙げ句はトラブルや事故に至ったなど…そんなイヤな思い出は絶対に作ってほしくありません。

スペースの都合でお待ちいただくのはご容赦願うとしても、その後はスムーズにご入場いただいて、気持ちよくお帰りいただきたいと考えれば、駐車場の誘導も一切の手抜きが許されない仕事だと私は思います。そんな感じで昨日は約半日、駐車場の中を走り回り、全身を使った身振り手振りで動き回った私の身体はガチガチですが、事故もなく初日を終えることができて少し安心しています。

重ね重ねではありますが、本年もよろしくお願いします。

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