ヤマハ XJR1200

掲載日:2009年11月18日 記事カテゴリ プロが造るカスタム

ヤマハ XJR1200

現行STDを凌駕する
初期型の10年進化

初期型XJR1200 (’94年式)をベースに、長年モディファイとメンテナンスを行ってきたという1台。基本2オーナー車で、現在のオーナーが入手したのが約10年前のことだが、とにかく細部までグッドコンディションが保たれていることに、まず驚かされる。話さえ聞かなければ『近年式の1300をベースにしたカスタム』と聞いても、ほとんどの人が信じるのではないだろうか。

 

「前バージョンでR/Rに掲載していただいたのが確か’02年の2月号だったと思うんですけど、その後順調に進化を重ねた結果が、この仕様。オーナーは歳を取りましたが、バイクは手を入れた分、若返ってますね(笑)。これなら信号待ちで隣に最新ネイキッドが並んでも引けを取らない。1台のバイクをじっくりイジるっていうのもいいですよね」

 

そうしみじみ語る4031代表・河澄さん。約10年間の間には機能パーツのアップデートはもちろん、各部ボルトのアルミ&チタン化なども着実に進行していて、「(ボルト類が変わっていることを)知らなければ、拍子抜けするくらい軽く」(同)なっているとのこと。もちろんこれはドゥオーモ製前後ホイール、アドバンテージ製アルミスイングアーム、ニッシン製削り出しキャリパー、ガルファー製ウェーブディスク等々のバネ下軽量化も効いているに違いない。サスペンションもフロントがSTDベース、リヤがオーリンズ製ベースのオクムラチューンで作動性、動いていくときの質感など、ここでもノーマルと一線を画した内容となっている。その上さらにペイントで『自分だけの1台感』を演出と、内容はまさにスキなし。さすが長い時間をかけて手を入れただけのことはある、と納得させられる1台だ。

ヤマハ XJR1200 Machine Detail Check!

ステップはベビーフェイス製。ブレーキは前後ともニッシン削り出しキャリパー+ガルファー製ウェーブディスク(Fはφ320mm)の組み合わせでFマスターはブレンボ製削りラジアルポンプ。各部ボルトだけでなくサイドスタンドもアルミ化するなど徹底している

 


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