ファスト GSX-R750(スズキ GSX-R750) プロが造るカスタム

ファスト GSX-R750(スズキ GSX-R750)

掲載日:2018年04月22日 プロが造るカスタム    

取材協力/ファスト

記事提供/ロードライダー編集部

※この記事はロードライダー特別編集『ザ・カスタムマシン2016』に掲載された内容を再編集したものです

ファスト GSX-R750(スズキ GSX-R750)のカスタム画像
FAST GSX-R750(SUZUKI GSX-R750)

油冷のノウハウを蓄積する
パーツテスト&開発ベース車

エンジンオイルに関しては、ファストではトタル(TOTAL)、モティーズ(Moty’s)を推奨しているとのこと。とくに後者のモティーズに関してはショップとしても協力し、筑波サーキットやツインリンクもてぎでのレースでテストを繰り返しながら開発を進めたというだけあって、油冷エンジンとの相性は知り尽くしていると言っていい。

「そのテスト用車両として使っていたのがこのGSX-R750なんですね。ミッションのタッチも良くてクラッチも滑らない、その上で油膜保持性も高いエンジンオイルを、ということで、とにかく走ってはエンジンをバラして各部チェック……の繰り返し。ほかにもフォークオイルやブレーキオイル、チェーンのテストなんかもこの車両でやってます。

パーツの善し悪しってやっぱり実際に使ってみないと分からないですし、ウチのお客さんなんかでも、ここのところツインリンクもてぎで走る人が増えてきてるんですね。『サーキットで走る場合、このふたつだったらどっちがいいの』と聞かれて、いや、それだったら絶対こっちですよ、と明確に答えたいじゃないですか(笑)」。とにこやかに言うファスト代表・山上さん。

ファスト GSX-R750(スズキ GSX-R750)のカスタム画像

初期型1985年式F型R750がベース

確かにエンジンオイルに関するアドバイスなどは、まさにこうした経験がなければできないだろう。冷却をオイルのみに頼る油冷エンジンでは、こうしたノウハウ(しかもバラして確認したというデータ蓄積)があるのはじつに頼もしい。

またこのR750ではほかにFCR用のワイドローラー(スロットルバルブ用の交換対策パーツ)など今も細かいパーツをテストしている。エンジンもシャシーも決まった1台。そう言えそうだ。

詳細写真

ファスト GSX-R750(スズキ GSX-R750)のカスタム画像

フロントフォークはGSF1200改(インナーカートリッジキット組み込み、サイズはφ41から43mm)でメーターもAIMだがコクピットの雰囲気はほぼスタンダードのままだ。

ファスト GSX-R750(スズキ GSX-R750)のカスタム画像

エンジンは1992年式GSX-R1100のものへ載せ替え、さらにワイセコφ80mmピストンで1,127ccから1,186cc化、ヘッド面研、ヨシムラST-1カム組み込み、ポート加工、燃焼室加工などのチューンも実施されるなど、エンジンオイルのテストにも向く仕様。ミッションはTG-RUN製クロスに換装。

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2.50-18/3.50-18から3.50-17/5.50-17で前後17インチ化したホイールはマルケジーニR5。フロントキャリパーはブレンボ4Pでサポートはテスト用に装着したアクティブ製、ディスクはサンスタープレミアムレーシングφ310mm。

ファスト GSX-R750(スズキ GSX-R750)のカスタム画像
ファスト GSX-R750(スズキ GSX-R750)のカスタム画像

リアはFAST製サポートでブレンボ2Pキャリパーをリジッドマウント。サスペンションはオーリンズの他機種用を合わせる。

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