lesson5/フロントアップ失敗事例その4

掲載日:2017年06月18日 オフロードライテク講座    

講師/小林直樹  画像提供/ガルル編集部

みんな一度はやってみたい
フロントアップ・パーフェクト・マスター

lesson5/フロントアップ失敗事例その4

身体が遅れてアクセルが戻せない
転倒リスクが高い失敗例

ダート路面は路面状況によってタイヤグリップが変わってしまう。そのため、舗装路でのフロントアップのように、アクセル開度だけでフロントアップさせることが難しい。だからこそ、ボディアクションによるフロントアップをマスターする必要がある。今回の失敗例は、アクセルとクラッチ操作だけでフロントアップしようとする人に多い例だ。身体が遅れることでアクセルが戻せなくなり、バイクはさらに前方に進んでしまう。もしこの時にグリップの良好な路面に遭遇した場合は、フロントタイヤが一気に上がり、サオダチ状態になってしまう。いずれにしても転倒の危険性が高くなる。タイヤグリップに依存できないダート路面だからこそ、正しいボディアクションによるフロントアップを学ぶ必要がある。次回からは、いよいよフロントアップの方法を紹介していこう!

lesson5/フロントアップ失敗事例その4

ボディアクションを入れずにアクセルとクラッチだけで挑戦すると……。

lesson5/フロントアップ失敗事例その4

身体が遅れてしまう。この状態でもしグリップが良い状態だとサオダチ状態に。

lesson5/フロントアップ失敗事例その4

アクセルを戻すこともできず、バイクは暴走状態になる。ここからのバランス修正は非常に難しい。

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