lesson1/そもそもウイリー? フロントアップ? オフロードライテク講座

lesson1/そもそもウイリー? フロントアップ?

掲載日:2017年05月17日 記事カテゴリ オフロードライテク講座   

講師/小林直樹  画像提供/ガルル編集部

みんな一度はやってみたい フロントアップ・パーフェクト・マスター

lesson1/そもそもウイリー? フロントアップ?

「ウイリー」と「フロントアップ」
その違いってなんだろう?

実はフロントアップやウイリーの定義には諸説あるのだが、今回のレッスンでは「フロントタイヤを地面から持ち上げた状態をフロントアップ。そしてフロントアップした状態で走行することをウイリー、もしくはウイリー走行」と定義する。

さて、今回のレッスン1では、小林直樹師範に重点的に教えてもらうのがフロントアップ。ウイリーじゃないのかと思うかもしれないが、まずはオフロード=ダート路面で使えるテクニックをまず紹介しよう。

ウイリーはある程度のスピードでアプローチしてきて、クラッチをポンとつなぐことでフロントアップし、その状態で走行するというイメージの人が多いはず。小林直樹師範によれば、厳密には違うのだが、イメージとしては外れではないという。なお、このウイリー走行はすべりやすいダート路面ではタイヤのグリップ力が一定にならず、フロントのアップ量のコントロールが難しく、アプローチスピードも速めなので走行距離が長くなってしまうという。つまり、狙った場所でフロントアップすることも難しいということになる。結果的に、林道にある水たまりの通過や丸太越えには、ウイリーは適さないテクニックなのだという。

一方、フロントアップは実際の林道で使えるテクニックとなる。スピードや勢いに頼らないのがポイントで、狙った場所で成功させる直樹流フロントアップのコツを解説していこう。

■勢い+パワーのウイリー走行

250クラスに本格アドベンチャースタイルのヴェルシスX 250 ABS ツアラーが登場

路面に置いた石が、フロントアップするスタート位置。スタート位置までに、ある程度のスピードを稼ぐためのアプローチ距離が必要になるので、ウイリーでの走行距離を加えると、最低でもこれくらいの移動距離(15m以上)が必要になる。フロントアップ量のコントロールも難しいし、ダートで使えるテクニックではないのがイメージできるだろう。勢いとパワーでフロントアップするのではない、ということを覚えておこう。

■ボディアクションでのフロントアップ

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こちらもスタート位置からフロントアップしている。ウイリー走行と違うのは、歩くようなスピードでアプローチしてきて、ライダーのボディアクションを使ってフロントアップしている点。移動距離が少ないだけでなく(5m程度)、フロントタイヤも高く上がっている。勢いとパワーに頼らず、ライダーが体を使っているのでフロントアップの高さをコントロールできる、ということを覚えておこう。

めざすはフロントアップ!
林道の水たまりも華麗にクリア!!

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たとえば林道ツーリング中に水たまりが現れても、確実にフロントアップできればフロントタイヤによる水はねをなくすことができ、マシンとウエアの汚れも軽減できる。それになによりオシャレでかっこいい! フロントアップのやりかたは後述するが、確実にフロントアップできるスピードまで減速するのがポイント!

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