携帯しやすいコンパクトさを実現したミニポンプ3種類が同時発売された!

掲載日:2013年04月23日 オフロードアイテムレビュー    

ダートでのタイヤグリップを高めるために、林道走行前にタイヤ空気圧を下げることは有効だ。ただし、林道走行後はパンクを防ぐために、タイヤ空気圧を規定値に戻すことが必要になる。そうした際に欠かせないのが空気入れだが、現地で作業することになるので、携帯性のよさという点は軽視できない。そこで携帯しやすいコンパクトさを実現しつつ、それぞれに特化した特徴を持つミニポンプ(空気入れ)が3種類、ダートフリークから同時発売されたのだ。

 

写真/酒井一郎 レビュワー/小川浩康

 

 

[ レビュー ]

林道走行を想定し、18インチリヤタイヤの空気圧を1.0へ下げ、そこから規定値の1.5になるまで、3種類のミニポンプでそれぞれポンピングを行った。

 

まずはC301。レバーを押しても引いても空気を充填させることができるダブルアクションが特徴になっているC301は、70回のポンピングで充填できた。レバーを押し引きする際につねに圧がかかっている感じがするが、重いというほどではない作業性だった。

 

続いてC302。フットステップを装備したフロア式なので、操作性は抜群。またホースが上下左右に回転することも作業性を高めてくれる。しかし、ポンピングは130回を要した。手が痛くなることはなかったが、1回の充填量は少なめな印象を受けた。

 

最後はC303。充填ロスを防ぐために、ねじ込み式の口金を採用している。これが効果的で、ポンピングは70回で済んだ。高剛性なアルミCNCボディは持ちやすく、しっかした手応えを感じながら作業できるのも好印象だ。

 

 

[ アイテム詳細 ]

[ 1 ]タイヤレバーは全長26.5cm。多少の差はあるが、3タイプともタイヤレバーと同サイズになっているのが分かる。ツールバッグに収納しやすいコンパクトさを実現している。ちなみに3タイプとも、MTBに装着可能なサイクルホルダーが同梱されている。

 

[ 2 ]C301とC302はアダプターをひっくり返すことで、米式・仏式に対応できるリバーシブルタイプを採用している。

 

[ 3 ]C303はダイヤルを回すことで米式(S=Schrader)、仏式(P=Presta)に切り替えることができる。口金をエアバルブにねじ込む、アンチエアロス口金を採用。

 

[ 4 ]C301はレバーを押しても引いても空気が入るので、レバー操作でつねに手応えを感じる。コストパフォーマンスのよさも特徴。

 

[ 5 ]もっともコンパクトで、T型ハンドルも装備していないC303。ただ、空気漏れがなく、伸縮性ホースが作業性を向上してくれるので、ポテンシャルはナンバー1。ちなみに作業性ナンバー1はフロア式のC302。1回の充填量を操作性のよさでカバーする。

 

[ ポイント ]

自分に合った使いやすさが見つかるラインナップ

 

 

[ 製品情報 ]

メーカー/DRC

販売元/ダートフリーク

製品名/C301 2way ミニポンプ C302 ミニフロアポンプ C303 CNC ミニポンプ

価格/2,100円、2,730円、4,200円

サイズ/270×40×25mm(C301)、275×50×30mm(C302)、240×25×25mm(C303)

質量/110g(C301)、153g(C302)、135g(C303)

材質/アルミボディ(C301、C302)、アルミCNCボディ(C303)

 

 

[ お問い合わせ ]

ダートフリーク

TEL/0561-86-8301

 

 

[ 記事提供 ]

ガルル編集部

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