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ショート首振ラチェットハンドル【ツール100選】

掲載日:2016年03月18日 メンテナンス    

記事提供/モトメンテナンス編集部(Facebookページ)  取材協力/TONE株式会社

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ショートラチェットハンドルは差込角9.5mmだと全長110mm、差込角6.35mmなら全長90mmとなる。いずれもスタンダードタイプよりハンドルが著しく短く、手のひらサイズと表現するのに相応しい大きさだ。

全長、差込角、ヘッドサイズなどで
幅広いバリエーションを展開

「薄型、軽量、コンパクト」を3本柱としたシリーズ中、ハンドル長さを詰めて全長を短縮しているのがショートタイプ。具体的にはスタンダードタイプRH3Hの全長が200mmに対してRH3HS(写真②)は110mmとほぼ半分。ハンドルが5°振れればラチェットギアを送れる72歯仕様でも、ハンドルが長くて振り角が確保できないような場面もある。そんな時にショートタイプが重宝する。さらにショートタイプにも、単にハンドルが短いだけでなく、1サイズ上のヘッドを組み込んだコンパクトヘッドタイプがあり、あらゆる作業にもフィットするハンドルを見つけられる。

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ボルトやナットの周囲に十分な空間的な余裕があれば首振り機能の有無で使い勝手が左右されることはないが、さまざまな状況に対応できる点では首振りタイプの方が能力が高い。

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全長110mmのRH3HSと90mmのRH2HS。いずれも心許ないほどのサイズだが、狭い空間では縦横無尽の活躍を見せる。

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ハンドル操作に必要な強度確保と、肉抜きによる軽量化を両立させるため、グリップ形状はI字断面とした上にTONEロゴが入る。

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