掲載日:2018年08月05日 プロが造るカスタム
取材協力/レッドモーター
記事提供/ロードライダー編集部
※この記事はロードライダー特別編集『ザ・カスタムマシン2017』に掲載された内容を再編集したものです
1台のバイクに乗り続けるメリットは、いくつかある。まずひとつ目はメンテナンスやカスタムにおける注意点など、車種特有の情報について詳しくなれること。しかも人から聞いた話ではなく、自分の目で見て、体験したことが経験値として自分の中に溜まっていく。これは大きい。そしてもうひとつは、カスタムを進めていく中で純正パーツや市販パーツのストックができていくことだ。
レッドモーターによるこのZX-14Rは元々、ロー&ロングのシュートアウトスタイルにモディファイされていたという車両。それをノーマル車高、ノーマルスイングアームに戻して乗っているという。それに合わせてマフラーも同店製プロドラッグの左右出しタイプに変更。「足まわりに関してはロー&ロング仕様と純正仕様、いつでも好きな時に変更できるようにしてあります。パーツを取っておくのはコストもかかりますけど、こういう楽しみ方ができるのはいいですよね」そう語る代表・中村さん。
ECUはアメリカで書き換えており、セカンダリーバルブ作動でフルパワー化、リミッター解除などを行っている。「ほかにもレブリミッター上限500rpmアップ、02センサーのキャンセル、水温90℃でのファン作動、トラクションコントロールのファイナルセット安定化など、いいことずくめです。パワーも5~7ps上がります」
車体各部に入れられたフレアパターンも控えめで大人の雰囲気。いかにもレッドモーターらしい。「このフレアパターン、2012年スペシャルエディションの純正なんです。手軽にステッカーチューンできるので、これもお薦めです」(同)
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