掲載日:2016年02月10日 プロが造るカスタム
取材協力/エクステンション
記事提供/ロードライダー編集部
※この記事はロードライダー特別編集『ザ・カスタムマシン2014』に掲載された内容を再編集したものです
ブガッティの純正色で塗装されたこのZ1-R、じつは『ザ・カスタムマシン16』(2001年)の表紙にもなったことのある車両。最初にエクステンションでエンジンを組んだのは何と約17年前のことで、当時は17インチ仕様。現在はその足まわりも18インチ化され、他の部分も段階的にリニューアルされているという。
「オーナーさんはウチが開店した当初からのお客さん。マシンの方はオーナーが変わったり、アクシデントを経験したりといろいろありました(笑)。18インチ化してからは大体こんな感じの仕様で安定してます。これだけ飽きずに乗れるのは、案外突出したところがないからじゃないかと、僕は思ってるんですけどね」
そう語る同店代表・荒谷さん。ごく最近の仕様変更ではホイールはダイマグからテクノマグネシオの5本スポークに、フロントディスクも4Pキャリパーに合わせてAP製φ320mmの新品を装着するなど、レアなパーツを惜しげもなく投入。
エンジンカバー類は従来塗装でブラックアウトされていたが、それもヘッドカバー以外をバフ仕上げに変更し、よりオーセンティックな雰囲気となっている。サスペンションはフロントがφ39mmショーワ改(フルアジャスタブル)+エクステンション製ステム、リアがナイトロン+同店製の角鉄スイングアームと、これまた必要十分以上の仕立て。外観はさりげなく、でも中身は濃くというところが、いかにも同店らしいところだ。
最近ではリチウムバッテリー対応レギュレーター(充電電圧を14Vに抑えリチウム系で禁物の過充電を防止)なども積極ラインナップ。軽量、小型化と安定した電圧供給を実現する電装チューンはコンディションアップにも効果大。こちらも要注目だ。
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