プレジャー ZZR1400(カワサキ ZZR1400)

掲載日:2015年10月21日 プロが造るカスタム    

取材協力/プレジャー

記事提供/ロードライダー編集部

※この記事はロードライダー特別編集『ザ・カスタムマシン2014』に掲載された内容を再編集したものです

PLEASURE ZZR1400(KAWASAKI ZZR1400)

旗艦モデルの要所を押さえ
カラー変更で遊ぶ

高年式車、中でもメーカーを代表するフラッグシップのパッケージは昔と違い、かなりバランス良く仕上げられている(ごく稀に例外はあるが…)。となると、安易なカスタムよりまず優先すべきは、車体各部のメンテナンス、次に車体のバランスを崩さないよう、いかにパーツを吟味していくかということになってくる。もちろんカスタムペイントや外装パーツのワンオフ&形状変更なども、個性的な外観を実現するためには、有効な手段だろう。プレジャーがこういった手法に着目している理由も、まさにここにある。

「ウチがそういうポリシーでやってるっていうのは、お客さんもよく分かってますから(笑)、カスタムする場合も『予算はこれくらい、その中でカッコ良く、なおかつ乗りやすくするにはどうしたらいい?』みたいな相談から始まることが多いです。それに対してウチは目的、用途なども考慮に入れた上でプロショップとしてのアドバイスする。逆に言うと『このパーツ付けたい。付けて』みたいなパターンは、あとから大変な思いをする、させることにもなりますし、ウチの場合ほとんどないんです(笑)。これはホントにありがたいことだと思ってます」(プレジャー店長・生駒さん)

この車両では、スクリーン、ルーバー、サイドレリーフといったFRP製同店オリジナルパーツを装着した上で、オレンジ&イエローのフレアを描くというカスタムペイント(ベースのブラックも同店による)を実施。それ以外の部分に関しては、基本的にボルトオンパーツを使っているのだが、この外観を見ている限り、とてもそうとは思えない。もちろんメンテは万全。これもカスタムのあるべき姿だろう。

PLEASURE ZZR1400(KAWASAKI ZZR1400)の詳細は次ページにて

こちらの記事もおすすめです

この記事に関連するキーワード

新着記事

タグで検索